ベリネリとゲイがスパーズと契約合意
まさかの展開。マルコがスパーズに戻ってくる!!マンマミーア!!!
ESPNのAdrian Wojnarowski記者によると、サンアントニオ・スパーズは現地7月1日、マルコ・ベリネリとルディ・ゲイの2選手と契約合意したとのこと。契約内容は、ベリネリが2年/1200万ドル、ゲイが1年/1000万ドルと伝えられている。
▼ベリネリも「I’m back !!!!」と契約を認めるツイート
▼ジノビリも歓迎
https://twitter.com/manuginobili/status/1013436164651528192
2013年から2015年の2シーズンをスパーズでプレイしたベリネリは、セカンドユニットのシューターとして2014年のリーグ制覇に大貢献。2015年のFAでスパーズを離れた後は複数のチームを渡り歩き、昨季はシーズン終盤でアトランタ・ホークスとのバイアウトからフィラデルフィア・76ersに加入し、プレイオフでは10試合で12.9得点を平均する活躍を見せた。
ベリネリのチーム復帰は本当にサプライズだ。ミッドレベル例外条項(MLE)の一部で獲得できたのはバーゲンだったと言えるだろう。ベリネリは以前から守備が問題とされているが、そのシュート力の高さはシューティング力不足だったスパーズにとって確実に武器になる。
▼2014-15のベリネリ
個人的にベリネリが帰ってきてくれたことはすごく嬉しい。ただダニー・グリーンがオプション行使でチーム残留を決断し、さらにこのタイミングでシューティング獲得に乗り出したことを考えると、一つの不安が頭をよぎる。もしかしてマヌの代わりってこと?
そんなことは考えたくもないが、可能性としては十分にあり得る。マヌにはもう1年だけでも現役を続けてほしい。現役続行の宣言を早くお願いします。
一方のゲイは、昨季スパーズで平均11.5得点、5.1リバウンドを記録。880万ドルのオプションを破棄したばかりだったが、年俸約100万ドル増額での再契約となった。
この2選手との契約からわかることは、カワイ・レナードの件がどんな形で収束するにせよ、スパーズはタンキングといった完全な再建モードに入るつもりはないということだ。
今夏のスパーズはレナードの去就の他にも、クオリファイングオファーを提示したカイル・アンダーソン、ダービス・バータン、ブリン・フォーブスの3選手がどうなるか、さらにトニー・パーカーとの再契約交渉など、課題がたくさんある。
参考記事:「ESPN」