3on3のプロリーグ「Big3」が今春に完全隔離のトーナメント開催を計画中
元NBAプレイヤーが多数参加する3on3のプロリーグ『Big3』が、今年の4月か5月中のトーナメント開催を計画中らしい。Yahoo SportsのChris Haynes記者が最初に伝えた。
現在アメリカでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響でプロスポーツイベントが軒並み休止となっており、どこも再開の目途が全く立っていない状況。報道によれば、Big3は事前のウイルス検査で陰性反応が出た16~22人の選手をロサンゼルスに招待し、完全に隔離された状態でトーナメントを運営する計画だという。
イベントの計画詳細は以下の通り:
- コロナウイルス対策として、トーナメントに参加する選手はリーグが用意する住居で一緒に隔離生活(約3週間)。試合が行われるバスケットボールコートやその他の施設は、同じ敷地内に建設される予定
- もし選手がトーナメント期間中に外部と接触した場合は、その時点で失格/追放
- トーナメントは7ラウンドで行われ、1ラウンドごとにチームをシャッフル。選手は合計3敗した時点で失格
- 個人の通算成績で上位3位に賞金
Big3の計画では、トーナメントの試合中継に加えて、同じ住居で隔離生活を送ることになる選手たちにカメラが密着するリアリティ番組形式のコンテンツを放送するつもりだという。
トーナメント開催予定地であるロサンゼルスは現在、コロナウイルスの影響で外出禁止令を施行中の異常事態下にある。いくら小規模の完全隔離体制とはいえ、そんな状況の中で1~2カ月後の開催は可能なのか?
通常Big3は、NBAブレイク期間中の6月下旬から8月中旬にシーズンを行う。リーグ発足3年目だった昨シーズンは、ジョー・ジョンソンやアマーレ・スタウダマイアー、ギルバート・アリーナスら元オールスターたちも出場した。
参考記事:「Yahoo Sports」