テリー・ストッツHCがブレイザーズのヘッドコーチ職を退任
シーズン終了から間もなく、ポートランド・トレイルブレイザーズのフロントオフィスが早速チーム改革に着手し始めた。最初のステップは、指揮官の変更だ。
ブレイザーズはプレイオフ敗退から1日明けた現地4日、ヘッドコーチのテリー・ストッツが現職を退任することを電撃発表。ストッツとブレイザーズの契約はあと1年残っていたが、相互合意の上で途中解除となった。
ストッツは、デイミアン・リラードがドラフトされたのと同じ2012年のオフシーズンに、ブレイザーズのヘッドコーチに就任。9シーズンチームを指揮し、レギュラーシーズン通算402勝318敗の好成績を記録した。
その間にブレイザーズは8年連続でプレイオフに進出。2014年と16年にウェスト準決勝、さらに2019年にはカンファレンスファイナルまで駒を進めている。
ESPNのAdrian Wojnarowski記者によると、ストッツHCの後任として、現クリッパーズアシスタントコーチのチャンシー・ビラップスや元ニックス/ロケッツHCのジェフ・ヴァン・ガンディ、元ロケッツHCで現ネッツアシスタントコーチのマイク・ダントーニらが候補にあがっているとのこと。
またYahoo SportsのChris Haynes記者によれば、チームの次期HC探しに強い発言権を持つとされるフランチャイズスターのリラードは、ジェイソン・キッドのヘッドコーチ就任を望んでいるという。
参考記事:「NBA」