TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
レブロン 試合時間短縮
2014 10 17

NBAの試合時間短縮案にノビツキーとレブロンは「時間じゃなく試合数を減らしてほしい」

NBA, ダーク・ノビツキー, レブロン・ジェイムス, 短縮, 試合数, 試合時間 2

NBAは現地19日、プレシーズンのブルックリン・ネッツ対ボストン・セルティックス戦で試合時間を48分から44分に短縮した新たなゲームフォーマットをテストする。

各クォーターの長さは通常の12分から11分に変更。時間短縮に合わせてタイムアウトの数も減る。レギュラーシーズンで採用する長期的プランは立っておらず、現段階では1度きりのお試しといったところだ。

選手たちの負担を軽減するのが目的?時間短縮を検討する理由がいまいち明らかではないが、実際に膨大なプレータイムを積み重ねてきたスター選手からは「そこじゃないんだけど…」との声が上がっている。

キャブスのレブロン・ジェイムスは、「時間ではなく試合数が問題」と指摘した。

「出場時間は関係ない。必要ならば50分だってプレーできる。選手たちが思っているのは、試合数が多すぎるということなんだ。1シーズンで82試合は多い。時間じゃないんだ。時間を削っても、試合は少しも短くならないはずだよ」

「1度フロアに立てば、22分だろうが、40分だろうが関係ない。出場する時点で体への負担になる。だから時間じゃなくて試合数なんだよ」
– レブロン・ジェイムス

ちなみに過去11シーズンでのレブロンの通算出場時間は、どの選手よりもはるかに多いリーグダントツの1位。

▼2004~14年の通算出場時間(分)
※レギュラーシーズン+プレイオフ

試合数 出場時間 1試合あたり 1シーズンあたり
レブロン・ジェイムス 1,000 39,993 40.0 3,636
ジョー・ジョンソン 898 34,500 38.4 3136
コービー・ブライアント 872 33,799 38.8 3,073
ダーク・ノビツキー 921 33,638 36.5 3,058
ポール・ピアース 935 33,384 35.7 3,035
テイショーン・プリンス 965 32,875 34.1 2,989

2位のジョー・ジョンソンとの差は5,493分。これは1.5シーズンぶんの出場時間に値する。これほどタフなスケジュールで、あのパフォーマンスと健康状態を維持してこれたというのは奇跡としか言いようがない。

もちろんレブロンは、試合数の削減が極めて難しいことを理解している。NBAはスポーツリーグである以上にビジネスだ。

「結局のところ、僕たちは大切なプライズ、つまり選手たちを守らなくてはならない。NBAをプロモートし続けるのが僕たちの仕事だ。でも試合数が多すぎるせいで選手たちが怪我をしてしまったら、高いレベルでの宣伝活動なんてできない」
– レブロン・ジェイムス

ノビツキー 試合時間短縮
by Keith Allison/Flickr

2003-04シーズンからの通算出場時間でリーグ4位を記録したマブスのダーク・ノビツキーもレブロンと同じ意見だ。

「各カンファレンスのトップ8チームを決めるのに82試合も必要ないと思う。もっと手短にやれることだ。でも利益が大事だということはよく理解している。試合数が少なくなればなるほど、両者の儲けも少なくなるからね。リーグにとっても、オーナーたちにとっても、そして選手たちにとっても。それはすべて理解している。だからしばらくは変わらないだろうと思う」

60試合くらいがベストだと提案するノビツキー。現在のスケジュールで1番の問題はバック・トゥ・バック(2夜連続)の試合だと語る。

「正直言って、20歳の頃でさえバック・トゥ・バックは好きじゃなかった。選手たちに2夜連続で最高水準のパフォーマンスを求めるべきじゃないよ。その間に飛行機での移動もあるしね。でも僕たちはそれをこなさなくてはならない。このリーグには世界のベスト・アスリートたちが揃っている。でもバック・トゥ・バックは、プロダクトである選手たちにダメージを与えていると思うんだ」
– ダーク・ノビツキー

その一方で、タイムアウトの数を減らすのは歓迎だとしている。

「バスケットボールほど試合の最後で時計が止まるスポーツはないよ。僕ならその部分を検討するかな。両チームとも(試合終盤は)こんな感じさ:『またタイムアウト取るの?勘弁してくれよ』。ちょっと多すぎるよね。だけどそこ以外は今のフォーマットで問題ないと思う」

※   ※   ※

いちNBAファンとしては、今さら試合時間を短縮するくらいなら、試合数を減らしてほしい。シーズンが短くなるのは少し寂しいが、選手たちの疲労による怪我が減るのなら大歓迎だ。1試合の重要性が増すことで、さらに質の高い競争がみられるようになるかもしれない。

Thumbnail by Keith Allison/Flickr

ソース:「ESPN」

デニス・ロッドマン 「J.R.スミスは新デニス・ロッドマン」 ESPNの「2014年プレーヤーランキング」 コービーを40位にランク付け

Related Posts

レブロン 出場試合数

ブログ

レブロンが再び新記録樹立、プレイオフ出場試合数で歴代1位に

レブロン プレイオフ通算アシスト

ブログ

ついにストックトン超え、レブロンがプレイオフ通算アシストで歴代2位浮上

レイカーズ ファイナル

ブログ

ロサンゼルス・レイカーズが2020NBAファイナル進出へ

NBA 再開

ブログ

NBA、選手たちがポストシーズン続行で賛成

レブロン 7000

ブログ

レブロンがプレイオフのキャリア通算で7000得点突破、2位のジョーダンに1000点差以上つける

レブロン 決勝レイアップ

ブログ

レブロンの決勝レイアップでレイカーズが再開初日に宿敵を撃破

特集

  • ティム・ダンカンを愛すべき理由

    ティム・ダンカンを愛すべき理由

    2015年4月30日
  • 2019-20NBAアワード予想その2: DPOYとオールディフェンシブチーム

    2019-20NBAアワード予想その2: DPOYとオールディフェンシブチーム

    2020年7月5日
  • ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    ケビン・ラブ 「誰もが何かを抱えている」

    2019年12月19日
  • レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    レブロンのバスケットボールIQの高さが良く分かる30秒間

    2017年6月12日
  • ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    ドレイモンド・グリーンの万能さが良くわかる守備ポゼッション

    2017年5月14日
  • ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    2015年4月18日
  • 歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    2020年5月12日
  • コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    2017年12月20日
  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    2020年2月19日

NEW

  • レブロン カリー クラッチタイムレブロン・ジェームズとステフ・カリーがクラッチタイムに無双
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 2020-21 第5週エンビードとヨキッチが2020-21第5週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • ジャベール・マギー 速攻ジャベール・マギー、華麗なボールハンドルでワンマン速攻を決める
  • ステフィン・カリー レジー・ミラーステフィン・カリーがレジー・ミラー超え、通算スリーで歴代2位に
  • クリント・カペラ トリプルダブルクリント・カペラ、10ブロックでキャリア初のトリプルダブル達成
  • ドレイモンド・グリーン 退場チームメイトを叱咤したドレイモンド・グリーン、審判の勘違いで退場処分に
  • コリン・セクストン 42得点キャブスが「ビッグ3」ネッツをOTで撃破、セクストンが自己最多42得点
  • マッカラム 骨折ブレイザーズに再び大打撃、CJマッカラムが骨折で最低4週間の離脱へ
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 2020-21 第4週デュラントとリラードが2020-21第4週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク
  • フォックス 43得点フォックスが自己最多43得点ダブルダブル、キングス約半世紀ぶりの大記録

ポピュラー

  • レブロン・ジェームズとステフ・カリーがクラッチタイムに無双
    レブロン・ジェームズとステフ・カリーがクラッチタイムに無双
  • ジャベール・マギー、華麗なボールハンドルでワンマン速攻を決める
    ジャベール・マギー、華麗なボールハンドルでワンマン速攻を決める
  • エンビードとヨキッチが2020-21第5週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
    エンビードとヨキッチが2020-21第5週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • ステフィン・カリーがレジー・ミラー超え、通算スリーで歴代2位に
    ステフィン・カリーがレジー・ミラー超え、通算スリーで歴代2位に
  • クリント・カペラ、10ブロックでキャリア初のトリプルダブル達成
    クリント・カペラ、10ブロックでキャリア初のトリプルダブル達成
  • コービー 「“マンバメンタリティ”は生き方、カイリーとヤニスは持っている」
    コービー 「“マンバメンタリティ”は生き方、カイリーとヤニスは持っている」
  • チームメイトを叱咤したドレイモンド・グリーン、審判の勘違いで退場処分に
    チームメイトを叱咤したドレイモンド・グリーン、審判の勘違いで退場処分に
  • ESPN:NBA2020-21のプレイヤーランキングTop10
    ESPN:NBA2020-21のプレイヤーランキングTop10
  • 【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
    【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった

ランダム

  • クレイ・トンプソン 手術クレイ・トンプソンが左膝前十字靭帯の手術に無事成功
  • ロニー・ウォーカー 膝スパーズ新人のロニー・ウォーカーが膝の手術で6~8週間離脱へ
  • Shaqtin A Fool MVP 20172016-17シーズンの「Shaqtin’ a Fool」MVPはウェストブルック
  • カール・アンソニー・タウンズ 新人王カール・アンソニー・タウンズ、満票で2015-16シーズン新人王に
  • ユニフォーム 売り上げ 20202020NBAバブルのユニフォーム売り上げランキング

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2021
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes