ブレイザーズが敵地で第2戦に勝利、シリーズ1勝1敗へ
2019年NBAプレイオフのカンファレンス準決勝は、2試合を終えた時点で4シリーズ中3シリーズが1勝1敗と最高に面白い展開になっている。
現地5月1日、ポートランド・トレイルブレイザーズがペプシセンターで行われたデンバー・ナゲッツとのウェスト・セミファイナル第2戦に97-90で勝利。敵地でシリーズをイーブンに戻し、残りシリーズのホームコートアドバンテージを奪い取った。
この日の試合は、第1Qを28-23で上回ったブレイザーズがそのまま最後までリードを維持。
今プレイオフで34.8得点を平均していたデイミアン・リラードがFG17本中5本の14得点と不調だったが、CJ・マッカラムが20得点、エネス・カンターとロドニー・フッドがそれぞれ15得点をマークして勝利に貢献した。
シリーズ初戦でジャマール・マレーとニコラ・ヨキッチのピック&ロールに圧倒されまくったブレイザーズだが、第2戦ではティップオフから守備をアジャスト。モー・ハークレスがマレーをガードする役割を任される。
ハークレスはリーチの長さを活かしながらマレーのペネトレーションやポケットパスを効果的に阻止。第2Q中盤で足首の負傷により途中退場となってしまうが、その時点でブレイザーズは完全に主導権を握り、後半はフッドやエバン・ターナーがハークレスの仕事を引き継いだ。
敗れたナゲッツは、ヨキッチが16得点/14リバウンド/7アシスト、マレーが15得点をマーク。スリーが29本中わずか6本成功と壊滅的だった他、チーム合計で23本のオフェンスリバウンドを獲得するも、あまりセカンドチャンス得点に繋げられなかった。
▼ヨキッチ!!
ナゲッツとブレイザーズのシリーズ第3戦は、現地3日にモダ・センターで行われる。
ボックススコア:「NBA」