ブルック・ロペス、スリーポイントシュートを新たな武器に
スリーポイントショットの割合が年々増えつつあるリーグのトレンドに合わせて、ブルックリン・ネッツのセンター、ブルック・ロペスのゲームも進化している。
デビューから最初の8シーズンで31本中3本のスリーしか決めていなかったロペスだが、今季は10試合ですでに56本中20本を決め、リーグ平均(34.7%)を上回る成功率35.7%を記録中。しかもオフェンスが手詰まりになって仕方なくのシュートではなく、オフボールスクリーンを使ってロペスをコーナーでオープンにするなど、ネッツはロペスにスリーを打たせるためのセットプレーをちゃんとエクスキュートしているのだ。
現地18日に行なわれたオクラホマシティ・サンダーでは、最初のピリオドだけで1試合の自己最多タイとなる4本のスリーを沈めた。
今季のロペスは、スリーが増えた代わりに、ミドルレンジショットが大幅に減っている。
▼ショットチャート、2015-16(上)と2016-17(下)
この日のネッツは、第1Qに40点をスコアして先手を取るも、中盤からサンダーに完全に主導権を握られ、124-105で敗北。ラッセル・ウェストブルックが30得点、13アシスト、11リバウンドで今季4回目となるトリプルダブルを記録した。
▼サンダーは見事なパス回しを披露
サンダーはウェストブルックの他、ビクター・オラディポが26得点、スティーブン・アダムスが16得点をマーク。ネッツは、ロペスがチームハイの22得点をあげている。
ボックススコア:「NBA」