ブランソンとサボニスが2022-2023第13週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
NBAでは現地1月17日、2022-23シーズン第13週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)が発表。イーストからニューヨーク・ニックスのジェイレン・ブランソン、ウェストからサクラメント・キングスのドマンタス・サボニスがそれぞれ選出された。
プロ5年目にしてついに初選出を果たしたブランソンは、1月9日から15日に出場した4試合でリーグ2位の平均34.8得点、5.8リバウンド、5.0アシストをマーク。51-50-97という極めて優秀なシューティングスタッツを維持しながら、ニックスを週間3勝1敗の好成績に導いた。
2018年ドラフトの全体33位指名でマブスに入団したブランソンは、同期のスーパースターであるルカ・ドンチッチのバックアップPGとして着実に成長。昨季プレイオフでチームの主役の1人になれる実力があることを証明すると、2022年オフにFA移籍した新天地ニックスでは、移籍1年目から自己キャリア最多の22.6得点/6.3アシストというオールスター級の数字を記録して立派に司令塔を務めあげている。
▼9日のバックス戦では白星ながらも自己最多44得点
キングス移籍後初、キャリア通算3度目の受賞を果たしたサボニスは、先週の4試合で18.5得点/14.3リバウンド/10.3アシストのトリプルダブルを平均してチームを週間4勝0敗に牽引。13日のロケッツ戦では、オール15以上でのトリプルダブルを達成した。
今季のサボニスは、41試合で18.9得点/12.6リバウンド(リーグ最多)/7.1アシストを平均中。20年近くにわたってドアマットチームに甘んじていたキングスだが、今年はシーズン折り返しの時点でウェスト3位の26勝18敗と大健闘中で、その最大の立役者の1人がサボニスだ。
第13週は他に、76ersのジョエル・エンビードが32.8得点、セルティックスのジェイレン・ブラウンとジェイソン・テイタムがそれぞれ30.0得点と29.0得点を平均する大活躍。
ウェスタンカンファレンスでは、ブレイザーズのデイミアン・リラードが週間リーグ最多の39.0得点、ジャズのジョーダン・クラークソンとマブスのルカ・ドンチッチが31.0得点、グリズリーズのジャ・モラントが30.5得点で躍動した。
参考記事:「NBA」