ミルウォーキー・バックスが38年ぶりの12連勝
ミルウォーキー・バックスが現地12月2日、本拠地ファイサーブ・フォーラムで行われたニューヨーク・ニックス戦に132-88で大勝。連勝を12に伸ばし、18勝3敗でリーグ首位に浮上した。
バックスが12連勝に到達するのは、1981-82シーズン以来初で38年ぶりとなる。
この日のバックスは、ヤニス・アデトクンボがわずか22分の出場で29得点、15リバウンドと大暴れ。序盤から超人的なダンクを叩き込むなどパワーとサイズでニックス守備を圧倒しつつ、合計で4本中3本のスリーにも成功と、まさにアンストッパブルだった。
アデトクンボは今季21試合中20試合でダブルダブルを達成している。
▼ヤニスはこれが届くらしい…
バックスは41点差の圧勝を収めた11月30日のホーネッツ戦に続き、ニックスを44点差で撃破と、まさに破竹の勢い。ESPNによると、2試合連続で40点差以上での勝利を獲得するのは、NBA史上5チーム目だという。
もっとも最近では2週間ほど前にダラス・マーベリックスがこれを達成しており、それ以前だと1993-94シーズンのニックスまで遡る。
▼2試合連続40点差勝利を達成した5チーム
チームリーダーのアデトクンボは、今季バックスの快進撃について次のようにコメントした。
「全員が毎試合で貢献している。みんなハングリーだ。気を緩める選手なんて1人もいない。それぞれがフロアに立って仕事をこなす。それから僕たちは笑顔だ。シーズンを楽しんでいるよ」
今季バックスは開幕21試合で18勝3敗を記録しており、60勝に到達した昨季(21試合時点で15勝6敗)を上回るペース。カリーム・アブドゥル・ジャバーがチームを率いた1970-71、1971-72シーズンと並んで、球団史上最高成績でのスタートとなる。
なお1971年のバックスは最終的に66勝をあげ、球団史上初で唯一のリーグ制覇を達成。今季はどこまで届くか?
ボックススコア:「NBA」