カーメロ・アンソニーが通算得点でダンカン超え、歴代14位に浮上
カーメロ・アンソニーが、キャリア通算得点でスパーズレジェンドのティム・ダンカンを追い抜いた。
アンソニーは現地1月1日、チェイスセンターで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で、ベンチから18得点をマーク。レギュラーシーズンの通算得点で2万6499点に到達し、歴代NBA14位に浮上した。
▼通算得点6位~15位
プレイヤー | 試合数 | 通算得点 | |
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6位 | ダーク・ノビツキー | 1522 | 31560 |
7位 | ウィルト・チェンバレン | 1045 | 31419 |
8位 | シャキール・オニール | 1207 | 28596 |
9位 | モーゼス・マローン | 1455 | 27409 |
10位 | エルビン・ヘイズ | 1303 | 27313 |
11位 | アキーム・オラジュワン | 1238 | 26946 |
12位 | オスカー・ロバートソン | 1040 | 26710 |
13位 | ドミニク・ウィルキンス | 1074 | 26668 |
14位 | カーメロ・アンソニー | 1126 | 26499 |
15位 | ティム・ダンカン | 1392 | 26496 |
現時点で、10位のエルビン・ヘイズとの差は814点。何らかの理由で今季限りでの引退ということでもにならない限り、アンソニーが歴代トップ10入りしてキャリアを終える可能性は高いだろう。
さすがにここから3万点超えは厳しいだろうが、上手くいけば9位のモーゼス・マローンや8位のシャキール・オニールすら追い抜けるかもしれない。
今季のアンソニーは、4試合で13.3得点を平均。得点とプレイタイムでキャリアワーストを平均しているものの、ベンチ出場の役割を100%受け入れてチームに貢献している。
アンソニークラスの元スーパースターがロールプレイヤーへと転身するのは、決して簡単なことじゃない。
同日の試合後のインタビューでは、「この年齢になっても好きなことを続けられるだけで幸せ。今でもバスケを楽しめているし、それは僕のプレイを見てもらえば分かると思う。バスケットボールに多大な影響を残したティム・ダンカンを超えられたんだ。これからも進み続けるよ」と、現役を続けるモチベーションを語った。
カーメロには、ぜひビンス・カーターのような息の長いキャリアを送ってほしいと思う。
なお同日の試合は、ブレイザーズが123-98でウォリアーズに圧勝。デイミアン・リラードが34得点、CJ・マッカラムが28得点と、ガードデュオが大活躍した。
ボックススコア:「NBA」