アービングがシーズンハイ47得点、セルティックス16連勝
現地20日にアメリカン・エアラインズ・センターで行われたボストン・セルティックス対ダラス・マーベリックスの試合は、カイリー・アービングが自己シーズン最多の47得点を獲得。オーバータイムに及ぶ大接戦の末、セルティックスが110-102でマブスを下し、連勝記録を16に更新した。
これまで幾度となく窮地に立たされながらも、統率の取れた守備とチームワークで何とか連勝の維持に成功してきたセルティックス。この日のマブス戦でも第4Q残り7分で13点ビハインドと、かなり苦しい状況に追い込まれたが、アービングのクラッチパフォーマンスと若手たちの奮闘で再び勝利への道を切り開いた。
▼十中八九ターンオーバーに終わりそうなポゼッションも得点につなげる
ブラッド・スティーブンスHCは試合後、上のシーケンスについて、「こういったプレイはショットが決まること以上の価値がある。だからマーカス・スマートを数字で評価するのは難しい」とスマートのハッスルプレイを絶賛している。
その後セルティックスは、5点ビハインドで迎えた第4Q残り1分23秒に、不調気味だったスマートがショットクロックギリギリでプルアップスリーを沈めて1ゴール差に迫ると、続いてアービングがダーク・ノビツキーのポストアップを阻止してボールをスティールし、そのまま速攻でジェイソン・テイタムのアリウープにつなげて同点。ラスト1分を死守して延長戦に持ち込むと、OTではアービングが試合をテイクオーバーして10得点をあげ、勝利を決めた。
▼Cのカムバック
セルティックス(16勝2敗)はアービングの他に、ジェイレン・ブラウンが22得点、テイタムが15得点、スマートが12得点をマーク。16連勝に達したのは2008年以来初めてで、球団史上4位タイの最長記録となる(セルティックスの最長連勝は2008年の19連勝)。
敗れたマブス(3勝15敗)は、ハリソン・バーンズが31得点、ノビツキーが14得点/12リバウンドのダブルダブルを獲得した。
セルティックスの連勝はどこまで伸びるだろう?次の5試合では、イーストでプレーオフ進出を狙うヒート、マジック、ペイサーズ、ピストンズ、シクサーズの5チームと対戦する。
ボックススコア:「NBA」