ブルズから10選手が安全衛生プロトコル入り、次の2試合が延期に
シカゴ・ブルズは現地12月13日、チーム内におけるコロナウイルス感染拡大の影響により、今後2試合が延期になることを発表。14日のデトロイト・ピストンズ戦と16日のトロント・ラプターズ戦が延期となる。
コロナの影響で試合延期となるのは、2021-22シーズンに入ってから今回が初めて。昨季は合計で31試合のスケジュールが変更された。
12月に入ってからのブルズは、デマー・デローザンやザック・ラビーンら主力を含め、合計10選手が安全衛生プロトコル入り。その内の1人であるスタンリー・ジョンソンは、12月9日にハードシップ例外条項下で10日間契約を結んだばかりだったが、その3日後に1試合にも出場することなくチームを離れることとなった。
オフシーズンにデローザンやアレックス・カルーソ、ロンゾ・ボールらを獲得し、大幅な戦力アップに成功した今季のブルズ。シーズン序盤から先発フォワードのパトリック・ウィリアムズの負傷離脱や、今回のコロナのアウトブレイクといった不運に見舞われながらも、現地13日の時点でイースト2位(17勝10敗)の好成績を記録しており、5年ぶりのプレイオフ進出が現実味を帯びている。
▼ブルズの11月ハイライト
97%の選手がワクチン接種完了しているというNBAだが、安全衛生プロトコルに入った選手はすでに昨季よりも多い。もし今後、他のチームでもブルズのようなクラスターが続出するような事態になれば、リーグはどんな判断を下すのだろうか?
ソース:「Chicago Bulls」