クリス・ボッシュ 「僕はまだ終わっていない」
クリス・ボッシュはNBAカムバックを諦めていない。
ボッシュは現地15日、ESPNのスポーツトーク番組『Frist Take』にゲストで出演し、アスリートとしての健康状態や今後のプランについて言及。すでにトレーニングを再開しているようで、今季中の現役復帰も模索していると語った。
「ジムでトレーニングしている。今でもバスケットボールをプレイできるよ。僕はまだ終わっていない。復帰を目指している。最近ではスリーだけを打ってディフェンスをしない選手がたくさんいるね。彼らがプレイするのを見て、僕も同じことをやりたいと思ったんだ」
「今シーズンのロスタースポットはまだ埋まっていない。だから(今季中に復帰できる)可能性は常に存在する」
– クリス・ボッシュ
2014年にヒートと再契約したボッシュは、2014-15シーズンのオールスターブレイク中に肺血栓を発症し戦線離脱。翌2015-16シーズンの開幕戦には復帰するも、2016年2月に再び血栓が見つかり、それ以降は身体検査をパスすることができず、第一線を退く形となった。そして昨年のオフシーズンに契約解除となり、同時にヒートからボッシュの背番号の永久欠番化が発表されている。
約2年の実戦ブランクがあるため、シーズン中に復帰するのは難しそうだが、今季FAにプレイオフ出場の権利が与えられる契約期限は3月1日まで。ボッシュは契約先の希望として、優勝候補であるリーグ上位3チームのウォリアーズ、ロケッツ、ラプターズを挙げ、ラプターズと元盟友レブロン・ジェイムスがいるキャブスのどちらを取るかという質問に対しては、「最も条件の良いオファーをくれたチームを選ぶ」とコメントした。
今年の2月には、2004年ドラフト2位指名のエメカ・オカフォーが35歳で5年ぶりにNBAに復帰。長年のブランクがありながらも、ペリカンズの先発センターとしてチームの勝利に貢献している。同年代のボッシュもいつか同じようにカムバックできることを祈りたい。
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Via ESPN