クリス・ポールが通算アシストでナッシュを抜いて歴代3位に浮上
“ポイント・ゴッド”がついにキャリア通算アシスト数でNBA歴代トップ3入りだ。
フェニックス・サンズのクリス・ポールは現地11月2日、フットプリント・センターで行われたニューオリンズ・ペリカンズ戦で18アシストの大活躍を見せ、レギュラーシーズンの通算アシスト数で1万346本に到達。スティーブ・ナッシュとマーク・ジャクソンの記録を同時に追い抜き、歴代3位に浮上した。
▼通算アシスト数ランキング
- ジョン・ストックトン:1万5806本(1504試合)
- ジェイソン・キッド:1万2091本(1391試合)
- クリス・ポール:1万346本(1096試合)
- スティーブ・ナッシュ:1万335本(1217試合)
- マーク・ジャクソン:1万334本(1296試合)
ポールは前半の内にナッシュ超えを達成。まず第1Q残り4分17秒にジャクソンを抜いてナッシュに追いつくと、第2Q残り1分30秒にジェイ・クロウダーへのアシストで歴代単独3位に浮上。サンズのホームアリーナから大歓声があがった。
「最高の気分だ。今日は家族が来ている。最初にバスケットボールを与えてくれた父さんがここにいる。それから僕のキャリアが始まったニューオリンズとの試合で達成できたこと。ニューオリンズは僕にとっていつまでも家族のような街だ。大親友のウィリー・グリーン(ペリカンズHC)もいる。とても光栄なことであり、まだバスケをプレイできることを神に感謝している」
– クリス・ポール
この日のポールは、18アシストに加えて14得点をマーク。サンズは前半の20点ビハインドから巻き返し、112-100でペリカンズを下した。
シーズン3勝3敗で勝率5割に戻したサンズはポールの他、ミケル・ブリッジズがチームハイ22得点、デビン・ブッカーとジャベール・マギーがそれぞれ18得点を記録。スターター5選手とフランク・カミンスキーの合計6人が二桁得点をあげている。
試合後、ブッカーはポールの偉業について「正直、心を揺さぶられた。ずっと昔から彼のファンだったんだ。この瞬間を間近で見られて本当に楽しい。『僕はクリス・ポールと一緒にプレイした』、いつか遠い未来にそう言える」と誇らしげに話した。
ボックススコア:「NBA」