クリッパーズが今季一番乗りで10勝目到達
ロサンゼルス・クリッパーズが現地14日、本拠地ステイプルズ・センターで行われたブルックリン・ネッツとの試合に127-95で圧勝。連勝記録を7に伸ばし、今季最初に10勝目に到達したチームとなった。
この日のクリッパーズは、立ち上がりから攻守で素晴らしいチームワークをみせ、第1Qだけで39得点、9アシストを記録して25点リードを奪取。第2Q以降も一切攻撃の手を休めることなくネッツを圧倒すると、第4Q序盤には点差を40点に広げて早々と勝利を決めた。クリッパーズスターターの出場時間はそれぞれ25分前後で、クリス・ポールが21得点/9アシスト/5スティール、ブレイク・グリフィンが20得点/6アシストをマークしている。
▼LAC、ネッツ戦ハイライト
今季のクリッパーズはやたらと強い。シーズン11試合を終えた時点で、オフェンススタッツはリーグ5位(100ポゼッションあたり109.1得点)。さらにディフェンスはリーグダントツ1位で(100ポゼッションあたり失点が93.0。昨季スパーズは96.6)、1試合平均得失点差は昨季ウォリアーズの開幕11試合時(+16.2)を上回る+16.6点となっている。
特にCP3/レディック/バーアムーテ/グリフィン/ジョーダンの先発ラインアップが無双状態で、100ポゼッションあたりの得失点差で+31.8点という恐ろしい数字を記録中だ。
チームの2大スターであるCP3とグリフィンは来季契約がプレーヤーオプションのため、2人ともオプトアウトして来夏FAになる可能性が非常に高い。また現在31歳のCP3は、年齢的にピークの終りが近づきつつある。「このメンバーで優勝を狙えるラストチャンス」、今年のクリッパーズはそんな強い気持ちで毎試合に臨んでいるのかもしれない。
ボックススコア:「NBA」