クリッパーズ新人のボストンJr.がセルティックス戦でキャリアハイ27得点
NBAでは現地8日、13勝12敗同士のロサンゼルス・クリッパーズとボストン・セルティックスがステイプルズ・センターで対戦。クリッパーズ新人のブランドン・ボストンJr.が自己最多記録更新の大活躍を見せ、スターデュオ不在だったチームを114-111での勝利に導いた。
2021年ドラフト51位指名のボストンは、ベンチから25分の出場で5本のスリーを含む9本のFGを決め、27得点、4スティールをマーク。出場時間とスティール、スリー成功数もキャリアハイだ。
27得点は今季ルーキーの中で3位タイの記録。ボストンの他には、ロケッツのジェイレン・グリーン(30得点)とピストンズのケイド・カニングハム(28得点)、マジックのフランツ・ワグナー(28得点)、ペイサーズのクリス・デュアルテ(27得点)のロッタリー指名4選手しか達成していない。
また20歳以下のクリッパーズの選手が27得点以上をマークしたのは、ラマー・オドムとエリック・ゴードンに次いでボストンが球団史上3人目となる。
この日のボストンは、前半だけでキャリアハイ得点を更新(18得点)。ハーフタイム終了時には、ロゴの手前から難易度の高いターンアラウンドショットでブザービーターを沈めた。
ポール・ジョージが欠場していたクリッパーズ(14勝12敗)は、マーカス・モリスが20得点、レジー・ジャクソンが17得点で勝利に貢献。控え選手ではボストンの他、ルーク・ケナードが15得点をマークし、ベンチ得点57-32でセルティックスを大きく上回った。
一方でジェイレン・ブラウンの離脱が続いているセルティックス(13勝13敗)は、ジェイソン・テイタムがゲームハイ29得点、デニス・シュルーダーが19得点で奮闘。第3Q中盤の21点ビハインドから猛反撃を仕掛け、第4Q残り23秒にはマーカス・スマートのスティールからテイタムがダンクを決めて2点差にまで巻き返したが、逆転勝利は成らなかった。
▼スマートはクラッチタイムで見事な守備
今季のセルティックスは、試合中盤までに大量ビハインドに陥り、そこから必死に巻き返すも追いつけず敗北、といったパターンが多い気がする。
ボックススコア:「NBA」