クリッパーズがレナードのトロント初凱旋に勝利、ラプターズは元エースを大歓迎
NBAでは現地11日、スコシアバンク・アリーナでトロント・ラプターズとロサンゼルス・クリッパーズが対戦。クリッパーズが後半の大部分で主導権を握り、112-92でホームチームのラプターズに圧勝した。
この日の試合は、昨季FMVPのカワイ・レナードにとって移籍後初となるトロントへの遠征。ラプターズと現地のファンたちは、球団を初優勝に導いた元エースの初凱旋を大歓迎した。サンアントニオの時とは真逆の待遇だ。
まず試合前のイントロでは、レナードへのトリビュートビデオを上映。スクリーンの映像とシンクロさせて、プロジェクションマッピングで昨季イースト準決勝第7戦での“ザ・ショット”をコート上で再現するなど、とても手の込んだものだ。
ビデオが終わってレナードの名前がアナウンスされると、アリーナからはスタンディングオベーション。レナードはコート中央に集まった元チームメイトやラプターズのフロントオフィス陣と握手を交わし、カイル・ラウリーから2019年のチャンピオンシップリングを受け取った。
レナードは古巣初凱旋でチーム最多の23得点をマーク。クリッパーズは今季成績を19勝7敗とした。
一方で、ホーム3連敗となったラプターズ(16勝8敗)は、パスカル・シアカムが24得点、ノーマン・パウエルが22得点で奮闘。カイル・ラウリーとサージ・イバカは合計でFG16本中1本の6得点と精彩を欠いた。
ボックススコア:「NBA」