TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
マーク・ジャクソン 解雇
2014 5 8

ウォリアーズがマーク・ジャクソンHCを解雇

ウォリアーズ, ステファン・カリー, ヘッドコーチ, マークジャクソン, 解雇 0

ゴールデンステイト・ウォリアーズが6日、チームで3年間ヘッドコーチを務めたマーク・ジャクソンの解雇を正式に発表した。

ジャクソンがウォリアーズのヘッドコーチに就任したのは2011-12シーズン。それ以来、20年ぶりのシーズン50勝達成や2年連続プレイオフ進出などを達成してチームを大きく躍進させたが、球団のフロントオフィス陣を満足させることはできなかった様子。解雇についてウォリアーズのGMボブ・マイヤーズは次のような声明を出した:

「我々はジャクソンが示してきたチームに対する真摯な姿勢やコミットメント、さらに彼の貢献に深く感謝している。しかしながら、今は球団として方向転換することが最善だと考えた」
– マイヤーズGM

リアクション:

解雇発表後、ジャクソンはTwitterから選手たちにメッセージを共有:

Thanks to my Players! I Love U! We accomplished A lot together! I wish u all Nothing but the Best!! God Bless

— Mark Jackson (@MarkJackson13) 2014, 5月 6

「私のプレーヤーたちに感謝したい!君たちが大好きだ!我々は共に多くのことを達成できた!君たちの幸運を祈っている!!」
– マーク・ジャクソン

プレイオフ1回戦でウォリアーズと死闘を繰り広げたクリッパーズのドック・リバースHCは、ウォリアーズの決断に対してやや批判的なコメントを残している。

「おかしなことだ。マーク・ジャクソンは千年ぶりにチームを連続プレーオフ進出に導き、解雇された」
– ドック・リバース

ウォリアーズのエース、ステファン・カリーはインタビューでジャクソンHCへの感謝の気持ちを述べた。

「3年間ジャクソンコーチは僕にプレーヤーとして、そして人として刺激を与えてくれた。彼の経験や指導は僕たち一人ひとりをこのリーグで成長させてくれたんだ。彼には感謝しきれない」
– ステファン・カリー

カリーは数日前に解雇の噂が上がったときにも、「僕は誰よりもコーチが好きだ。彼がポジションを脅かされるような状況に立たされているのはフェアじゃない」とコメントし、全面的に解雇反対の意志を表していた。

▼カリーとのスリーポイント勝負を楽しむジャクソン

何がダメだった?

ウォリアーズにとって今回の解雇は本当に正しい決断だったのか?よりチームに合ったHCを獲得できる見通しは立っているのだろうか?

確かにジャクソンはNBAで最高のヘッドコーチとはいえない。彼のコーチングにはやや柔軟性を欠いた部分がある。

まず彼のローテーション戦略は、「ゲームの流れに応じて臨機応変に」というものではなく、試合前にいつどの選手を入れ替えるかプランを練って、その通りに実行しているだけような印象を受けた。ある選手が波に乗っている場合でも時間が来れば交代、というような場面を何度も見た気がする。タイムアウトに関しても、ジャクソンHCはたまに相手のランを放置する傾向があり、大量リードがいつの間にか消滅してしまう状況がいくつもあった。

またオフェンス面でもバリエーションが少なく、特にゲーム終盤でリードしている場面ではアイソレーションに頼ることが多い。クロックマネジメントや選手のスタミナをセーブするという目的があるらしいが、あまりに効率の悪いアイソプレーの連発にヤキモキしたファンも結構いるはずだ。

カリーとジャクソン
ジャクソンとカリー:by MattBritt00

上記のような部分はあるにせよ、ジャクソンHCは決して悪いヘッドコーチではなかった。

まず第1に、オフェンスオンリーだったウォリアーズを、リーグ有数のディフェンスチームにまで育て上げた。ベンチローテーションやタイムアウトに関しても、プレーオフ中はずいぶんと改善した印象だ。

また選手たちからの信頼も非常に厚く、チームのモチベーションを高める能力も素晴らしい。そして何よりも、ジャクソンHCの就任以来、ウォリアーズが正しい方向に進んだのは明らかだ(もちろんすべてがHCの手柄じゃないが…)。

ただ報道によると、解雇の理由はコーチングスキルうんぬんよりも、ジャクソンと経営陣との関係悪化が原因になったとの見方が強い。

ウォリアーズの決断が吉と出るかどうかはまだわからないが、次のヘッドコーチには相当なプレッシャーがかかることだろう。

Thumbnail by yarnivore via Flickr

ソース:「NBA.com」

ケビン・デュラントが2014年MVPを受賞 【LAC vs. OKC第2戦】デュラントとウェストブルックが大暴れ、サンダー勝利でシリーズタイに

Related Posts

ウォリアーズ クリッパーズ 逆転

ブログ

ウォリアーズが後半22点ビハインドからクリッパーズに大逆転勝利

ウォリアーズ 2020 ユニフォーム

ブログ

ウォリアーズが2020-21の「シティ・エディション」ユニフォームを公開

NBA 番狂わせ

column, ブログ

NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

ウィギンス ウォリアーズ

ブログ

アンドリュー・ウィギンスがウォリアーズデビュー戦で24得点と5スティール

ウォリアーズ 4連勝

ブログ

ゴールデンステイト・ウォリアーズが4連勝!!

コーチ・オブ・ザ・マンス 2019年11月

News

ニック・ナースとフランク・ボーゲルが2019年11月のコーチ・オブ・ザ・マンス

特集

  • ビンス・カーターの引退とNBAのリアクション

    ビンス・カーターの引退とNBAのリアクション

    2020年6月27日
  • アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    2017年10月10日
  • ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    ポール・ピアース 当時のセルティックスとレイ・アレンの関係を語る

    2015年4月18日
  • ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    ベスト・オブ・NBA: ウォリアーズの「サイクロン」

    2017年10月18日
  • ティム・ダンカンを愛すべき理由

    ティム・ダンカンを愛すべき理由

    2015年4月30日
  • ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    ベスト・オブ・NBA: ニコラ・ヨキッチの多彩なパス

    2017年10月14日
  • コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    コービー・ブライアント、永久欠番式典にて「夢とは目的地ではなく旅路」

    2017年12月20日
  • 歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    2020年5月12日
  • トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    トニー・パーカーの永久欠番式典スピーチ

    2019年11月23日

NEW

  • レブロン カリー クラッチタイムレブロン・ジェームズとステフ・カリーがクラッチタイムに無双
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 2020-21 第5週エンビードとヨキッチが2020-21第5週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • ジャベール・マギー 速攻ジャベール・マギー、華麗なボールハンドルでワンマン速攻を決める
  • ステフィン・カリー レジー・ミラーステフィン・カリーがレジー・ミラー超え、通算スリーで歴代2位に
  • クリント・カペラ トリプルダブルクリント・カペラ、10ブロックでキャリア初のトリプルダブル達成
  • ドレイモンド・グリーン 退場チームメイトを叱咤したドレイモンド・グリーン、審判の勘違いで退場処分に
  • コリン・セクストン 42得点キャブスが「ビッグ3」ネッツをOTで撃破、セクストンが自己最多42得点
  • マッカラム 骨折ブレイザーズに再び大打撃、CJマッカラムが骨折で最低4週間の離脱へ
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 2020-21 第4週デュラントとリラードが2020-21第4週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク
  • フォックス 43得点フォックスが自己最多43得点ダブルダブル、キングス約半世紀ぶりの大記録

ポピュラー

  • レブロン・ジェームズとステフ・カリーがクラッチタイムに無双
    レブロン・ジェームズとステフ・カリーがクラッチタイムに無双
  • ジャベール・マギー、華麗なボールハンドルでワンマン速攻を決める
    ジャベール・マギー、華麗なボールハンドルでワンマン速攻を決める
  • エンビードとヨキッチが2020-21第5週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
    エンビードとヨキッチが2020-21第5週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞
  • ステフィン・カリーがレジー・ミラー超え、通算スリーで歴代2位に
    ステフィン・カリーがレジー・ミラー超え、通算スリーで歴代2位に
  • クリント・カペラ、10ブロックでキャリア初のトリプルダブル達成
    クリント・カペラ、10ブロックでキャリア初のトリプルダブル達成
  • コービー 「“マンバメンタリティ”は生き方、カイリーとヤニスは持っている」
    コービー 「“マンバメンタリティ”は生き方、カイリーとヤニスは持っている」
  • チームメイトを叱咤したドレイモンド・グリーン、審判の勘違いで退場処分に
    チームメイトを叱咤したドレイモンド・グリーン、審判の勘違いで退場処分に
  • ESPN:NBA2020-21のプレイヤーランキングTop10
    ESPN:NBA2020-21のプレイヤーランキングTop10
  • 【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
    【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった

ランダム

  • ウェストブルック トリプルダブル キャリア20回目ウェストブルックがキャリア20回目のトリプルダブルを記録
  • スパーズ 13連勝ジノビリのシーズンハイ20得点でスパーズが13連勝
  • ハーデン 59得点ハーデンが今季リーグ最多の59得点、八村はキャリア初のスリー成功!!
  • デイビッド・ストックトンユタ・ジャズがデイビッド・ストックトンと契約へ
  • スパーズ ホーム14連勝スパーズがウィザーズに圧勝で球団新記録の開幕ホーム14連勝

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2021
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes