クリス・ポール、左手親指の手術で長期離脱へ
ロサンゼルス・クリッパーズが現地17日、ポイントガードのクリス・ポールが手の負傷により戦線離脱することを発表。チームによれば、すぐに手術を予定しており、復帰時期は6~8週間後になると見られている。
16日に行われたオクラホマシティー・サンダーで、ポールは守備でラッセル・ウェストブルックと接触した際に左手を負傷し、試合を途中退場。翌朝に受けた検査の結果、親指の靱帯損傷と診断された。
今季のCP3は36試合で17.5得点、9.7アシスト(リーグ4位)、5.3リバウンド、2.3スティール(リーグ1位)を平均。ポールが戦線離脱するのは今季2度目で、1度目はハムストリングの怪我で7試合を欠場し、その間にクリッパーズは2勝5敗と大苦戦した。
ブレイク・グリフィンに加えてCP3も怪我と、苦しい状況に立たされたクリッパーズだが、16日のサンダー戦では、マリース・スペイツが23得点/10リバウンド、J.J.レディックが20得点、デアンドレ・ジョーダンが19得点/15リバウンドでステップアップし、連勝記録を7に更新。現在29勝14敗のウェスト4位で、5位のユタ・ジャズに2ゲーム差をつけている。
クリッパーズのような優勝候補チームが毎年のように主力の怪我に悩まされるのは残念だ。ただプレーオフ直前でなかったことが、せめてもの救いかもしれない。
報道によると、グリフィンはすでにワークアウトを開始しており、回復は順調とのこと。クリッパーズは1月終盤から2月終盤にかけての12試合中7試合でウォリアーズ×3、スパーズ、ラプターズ、ジャズ、セルティックスと対戦と、強豪との試合が多い極めてタフなスケジュールが控えている。
ソース:「Clippers」