ステファン・カリー 「故郷でプレーしてみたいと常に思っている」
今年はレブロン・ジェイムスが出身地クリーブランドへの復帰を電撃発表して大きな話題となったが、生まれ故郷を愛する人なら誰でも「ふるさとで活躍したい、貢献したい」と思うはず。ゴールデンステイト・ウォリアーズのステファン・カリーもそのうちの一人だ。
カリーはシャーロット・ホーネッツが本拠地を置くノースカロライナ州の出身。先日、アメリカのスポーツラジオ番組に出演した際に、地元チームで将来プレーする可能性についてコメントした。
「故郷でプレーしてみたいという気持ちは常に持っていた。一体どんな感じだろうって…。僕の父はホーネッツに10年間所属していたし、ノースカロライナのシャーロット地域の人たちは昔から僕たち家族をたくさんサポートしてくれた。だから(故郷でプレーしたいということは)常に思っている」
– ステファン・カリー
ウォリアーズファンにとっては只ならぬ発言に聞こえるかもしれないが、これは移籍宣言でもなんでもなく、現時点でそれほど心配することはない。カリーはウォリアーズとの契約が2017年まで残っており、何よりも今のチームを愛してる。
「ウォリアーズとの契約があと3年残っているから、(次の契約先について)悩むのはまだまだ先のことだよ。僕はベイ・エリア(ゴールデンステイト)が大好きだし、チャンピョンシップを目指すチームとしての現状にも満足している。それが最も肝心なところだ。誰だって故郷のチームでプレーすることを夢見たり、考えたりするだろう」
– ステファン・カリー
ウォリアーズはここ2年でようやく長年の低迷から抜け出し、昨季は20年ぶりとなるシーズン50勝超えを果たした。もし今のペースで成長を続け、この先もウェストの強豪であり続けられるなら、カリーが3年後に移籍する可能性はまだ低いと思う。
ただしホーネッツが予想外の大躍進を遂げたり、ウォリアーズが大転落したりすれば話は違ってくるが…。
▼カリー、2013‐14シーズントッププレー
Thumbnail by Keith Allison/Flickr
参考記事:「inside BayArea」