ダービス・バータンがキャリアハイ28得点!!
サンアントニオ・スパーズにとって、7日間で5試合目(うち4試合がロードゲーム)となった現地8日のサクラメント・キングス戦。タフスケジュールに加え、カワイ・レナード、ダニー・グリーン、マヌ・ジノビリ、ルディ・ゲイ不在という苦しい状況の中、2年目フォワードのダービス・バータンがステップアップしてチームを救った。
キングス戦でのバータンは、ベンチから今季最多となる31分の出場で15本中11本のFGを成功させ、自己キャリアベストの28得点をマーク。僅差で迎えた第4Q残り6分以降のクラッチタイムでは3本のスリーを沈め、スパーズの逆転勝利に大貢献した。
▼6本のスリーに成功
試合を通してショットのリズムが安定しており、特に第4Q終盤でのトランジション・スリーからはみなぎる自信が見て取れる。またスポットアップやキャッチ&シュートだけでなく、ポンプフェイクからドライブで積極的にインサイドをアタックしたりと、自分のシュート力を活かしたプレイができていた。
この日のスパーズはバータンの他、ラマーカス・オルドリッジが31得点、12リバウンドのダブルダブルでキングスのフロントコートを圧倒。前半はオフェンスの流れが悪く、ハーフタイムで二桁ビハインドに陥ったが、第3Qに一気に点差を詰めて接戦に持ち込むと、5点差で迎えた第4Q残り4分から17-5のランでクローズして勝利を決めた。レナードの代わりに先発出場したカイル・アンダーソンは、28分の出場でわずか3得点に終わったものの、正念場でルーキーのボグダン・ボグダノビッチからボールを奪い取るなど守備で活躍し、5スティールを記録している。
▼オルドリッジのクラッチショット
シーズン序盤はローテーションから外されていたバータンだが、12月に入ってからフロアに立つ機会が大幅に増加。1月は5試合中4試合で二桁得点をあげており、平均27分の出場時間を記録している。
敗れたキングスは、ウィリー・コーリー・ステインが22得点、ボグダノビッチとギャレット・テンプルがそれぞれ16得点で奮闘。この日はジノビリが欠場していたため、ビンス・カーターとの40歳対決が残念ながら再び実現しなかった(前回の対戦ではカーターが欠場)。
▼後半最初のポゼッションで謎ターンオーバー
ボックススコア:「NBA」