デローザンがプレイオフ自己最多の41得点、ブルズとバックスのシリーズ1勝1敗へ
現地20日、イースト6位のシカゴ・ブルズが敵地ファイサーブ・フォーラムで行われたミルウォーキー・バックスとのファーストラウンド第2戦に114-110で勝利。シリーズを1勝1敗のイーブンに持ち込み、ホームコートアドバンテージを手に入れた。
シリーズ第2戦では、3日前の第1戦で苦戦したデマー・デローザンがFG31本中16本成功から自己プレイオフ最多となる41得点をマーク。3点差で迎えた第4Q残り18秒には、事実上の決勝点となるレイアップをねじ込んだ。
ブルズの選手がプレイオフの試合で40得点以上を記録するのは、2011年5月のデリック・ローズ以来11年ぶり。球団史上5人目の快挙となる。終盤では、デローザンがフリースローラインに立った際に敵地のアリーナから「MVP」コールが巻き起こった。
▼ブルズ選手によるPO40得点ゲーム
- マイケル・ジョーダン:38回
- デマー・デローザン:1回
- デリック・ローズ:1回
- ベン・ゴードン:1回
- フリン・ロビンソン:1回
ブルズはデローザンの他、ニコラ・ブーチェビッチが24得点/13リバウンド、ザック・ラビーンが20得点で活躍。先発PGを務めたアレックス・カルーソは9得点/10アシストをあげつつ、+/-でチーム最多となる+16点を記録した。
敗れたバックスは、ヤニス・アデトクンボが33得点、18リバウンド、9アシストで奮闘。チーム2番手のクリス・ミドルトンは膝の靭帯負傷により試合を途中退場している。
バックスとブルズは、現地22日にユナイテッド・センターで第3戦を対戦。ミドルトンのコンディションについては、今のところ不明だ。
ボックススコア:「NBA」