マブス新人のデニス・スミスJr.がキャリア初のトリプルダブル
ロンゾ・ボール、レブロン・ジェイムスに次いで、NBA史上3番目に若い20歳34日でのトリプルダブル達成だ。
ダラス・マーベリックス新人のデニス・スミスJr.が、現地29日にスムージー・キング・センターで行われたニューオリンズ・ペリカンズ戦で21得点、10アシスト、10リバウンドを獲得。10本目のリバウンドが少し怪しかったものの、ベン・シモンズ、ロンゾ・ボールに続いて、今季ルーキーで3人目のトリプルダブル達成者となった。
マブスの選手がトリプルダブルを記録したのは、2015年12月のレイモンド・フェルトン以来2年ぶり。またマブス新人としては、1995年のジェイソン・キッド以来で球団史上2人目となる(ルーキー時代のキッドは4回のTD達成)。
▼新人キッドの38得点TD
「あと一歩でクワドルプルダブルだったね。ターンオーバーを7つも出してしまった。でもチームメイトのみんなが、その調子でプレイし続けろと背中を押してくれたんだ。コーチも同じことを言ってくれた。僕がミスを犯しても信じてくれた。それで自信を持って、自分らしいプレイができた」
– デニス・スミスJr.
この日のマブスは、球団新記録となる22本のスリーを成功させ、128-120でペリカンズに勝利。デニス・スミスJr.の他には、特にセカンドユニットが活躍し、デビン・ハリスが17得点、ドワイト・パウエルが15得点、J.J.バレアが14得点をあげている。
一方のペリカンズは、アンソニー・デイビスが33得点、デマーカス・カズンズが32得点/20リバウンド/8アシスト/5リバウンドで大暴れ。スターター5選手だけで110点をマークし、前半の26点ビハインドから第4Q残り3分30秒で3点差にまで迫る猛反撃を見せたが、そこからバレアに2連続スリーを決められて、逆転にはあと一歩届かなかった。
ボックススコア:「NBA」