2018年1月のNBA月間賞: デローザンとカリーが最優秀選手
NBAが現地2月1日、2017-18シーズン1月のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス、並びに月間最優秀ルーキー賞の受賞者を発表した。
・イースト:デマー・デローザン
イースタンカンファレンスでは、トロント・ラプターズのデマー・デローザンが2016年1月以来2年ぶり、キャリア3度目のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス選出を果たした。
1月のデローザンは、15試合の出場で25.3得点(イースト2位)、5.9アシストを平均し、ラプターズを月間イースト1位タイの10勝5敗に牽引。1月1日に行われたミルウォーキー・バックス戦では52得点の大活躍を見せ、ビンス・カーターとテレンス・ロスが保持していたラプターズの1試合最多得点記録を塗り替えた。
・ウェスト: ステフィン・カリー
キャリア7回目の受賞となったステフィン・カリーは、1月に出場した12試合で平均29.5得点(リーグ1位)、6.7アシスト、5.1リバウンド、FG成功率51.4%、スリー成功率46.2%と圧巻の数字を記録。1カ月を通してリーグ最多となる62本のスリーを決め、クラッチプレイを連発した1月27日のセルティックス戦では自己シーズンハイの49得点をマークしている。
またカリーは1月に、ウィルト・チェンバレン、リック・バリー、ポール・アリジン、クリス・マリンに次いで、歴代ウォリアーズでキャリア通算1万4000点を突破した5人目の選手となった。
ルーキー・オブ・ザ・マンス
1月の月間新人賞は、フィラデルフィア・76ersのベン・シモンズとユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルが、それぞれ今季2度目の受賞を果たした。
- シモンズ:17.1得点、5.3リバウンド、6.7アシスト
- ミッチェル:22.2得点、3.8リバウンド、3.4アシスト
今季の新人王レースは、シモンズとミッチェルの2人に絞られてきた印象だ。
2018年1月のコーチ・オブ・ザ・マンスには、マイアミ・ヒート(月間10勝5敗)のエリック・スポールストラHCとポートランド・トレイルブレイザーズ(月間11勝5敗)のテリー・ストッツHCが選出されている。
Image by Keith Allison
参考記事:「NBA」