サボニスがキングスデビュー戦で22得点ダブルダブル「最高の歓迎に鳥肌が立った」
サクラメント・キングスが現地2月9日、5連勝中で勢いに乗っているミネソタ・ティンバーウルブズと本拠地ゴールデン1センターで対戦。132-119でウルブズを破ってシーズン21勝36敗とし、ウェスト10位のニューオリンズ・ペリカンズまで2.5ゲーム差に迫った。
この日の試合では、前日のトレードで新加入したばかりのドマンタス・サボニスがキングスデビュー。試合前のイントロダクションで先発センターとして紹介されると、アリーナでは大歓声が巻き起こった。
キングスファンからの温かい歓迎を受けてコートに立ったサボニスは、試合開始1分でさっそく移籍後初得点をあげると、第1Q序盤からロブパスやエルボーからのバウンスパスでアシストを次々と決めて、高いパスセンスを存分に披露(まるでクリス・ウェバーのよう!!)。
最終的に33分の出場で22得点、14リバウンド、5アシストの活躍を見せ、キングスの勝利に大貢献する。
この日のキングスはボールの動きが非常に良く、合計で32アシストを記録。これも、エルボーやポストでオフェンスの“ハブ”になれるサボニス加入の効果なのかもしれない。
サボニスは試合後、新天地でのデビュー戦について「(試合前イントロを思い出すと)鳥肌が立つよ。最高の歓迎だった。このチームのため、このフランチャイズのために戦いたい」とコメントしている。
「僕はホームを探していた。ここに見つけられた気がする」
– ドマンタス・サボニス
キングスはサボニスの他、ハリソン・バーンズがゲームハイ30得点、ディアロン・フォックスが27得点、新人のデイビオン・ミッチェルが18得点/7アシストで活躍。同点で迎えた第4Q残り4分30秒から9連続得点をあげて、一気に流れを引き寄せた。
一方で敗れたウルブズは、ディアンジェロ・ラッセルが29得点/10アシスト、アンソニー・エドワーズが26得点、カール・アンソニー・タウンズが21得点/8アシストと、”ビッグスリー”が奮闘した。
タイリース・ハリバートン放出については、キングスファンの間でも否定的な声が圧倒的に多かった印象だが、サボニスは初戦からネガティブなムードをひっくり返すような上々のパフォーマンスを披露。「トレードは正しかった」とファンに思わせるような活躍を今後も続けて欲しい。
ボックススコア:「NBA」