D.グリーンが3PTで球団新記録、ダンカンは通算得点でKG超え、スパーズ11連勝
サンアントニオ・スパーズが現地12日に行われれた試合でフェニックス・サンズを破り、連勝記録を11に更新。シーズン成績を55勝26敗として、ウェスタンカンファレンス2位に浮上した。
17-6のランで試合をスタートさせ一気に主導権を握ったこの日のスパーズは、第1Q開始1分から1度もサンズにリードを許すことなく、107対91で圧勝。ティム・ダンカンは25分の出場で11本中7本のシュートを成功させ、22得点、10リバウンドで今季32回目のダブルダブルを記録した。
この試合でキャリア通算25,959得点目を獲得したダンカンは、NBA得点ランキングでウルブズのケビン・ガーネットを追い抜き、歴代14位に浮上。現役選手の中では3位の記録となる。
▼キャリア通算得点現役選手トップ5
プレーヤー | 通算得点 | |
1 | コービー・ブライアント | 32482 |
2 | ダーク・ノビツキー | 28103 |
3 | ティム・ダンカン | 25959 |
4 | ケビン・ガーネット | 25949 |
5 | ポール・ピアース | 25899 |
またダニー・グリーンはサンズ戦の第4Q残り9分30秒に、シーズン通算191本目となるスリーポイントシュートに成功。1995-96年に“ザ・ライフルマン”ことチャック・パーソンが達成した190本を上回り、シーズン3P成功数でスパーズ球団新記録を樹立した。
▼スパーズ歴代シーズンスリー成功数記録
プレーヤー | 成功数 | シーズン |
ダニー・グリーン | 191 | 14-15 |
チャック・パーソン | 190 | 95-96 |
ダニー・グリーン | 177 | 12-13 |
チャック・パーソン | 172 | 94-95 |
ロジャー・メイソン | 166 | 08-09 |
「(グリーンとパーソンは2人とも)それぞれの世代で信じられないほど素晴らしいシューターだ。グリーンは本当に真価を認められはじめたと思うよ。与えられた役割に馴染んでいる」
– ティム・ダンカン
これでスパーズは、過去24試合中21試合に勝利。2月25日にはウェスト2位から7ゲームビハインドだったが、そこから快進撃を続けて一気に順位を上げ、プレイオフ第1ラウンドのホームコートアドバンテージを獲得できるポジションまでたどり着いた。
今季最後の試合は、現地15日に行われるアウェイでのニューオリンズ・ペリカンズ戦。これに勝てば5位以内が確定し、同時にもしメンフィス・グリズリーズが13日のウォリアーズ戦もしくは15日のインディアナ・ペイサーズ戦のどちらかに敗北すれば、スパーズは2位シードを手に入れる。
参考記事:「ESPN」