KDのクラッチパフォーマンスでウォリアーズがスパーズに逆転勝利
試合序盤でエースを失ったゴールデンステイト・ウォリアーズだったが、もう一人のエースがステップアップして勝利を呼び寄せた。
現地8日にオラクルアリーナで行われたサンアントニオ・スパーズ戦では、第1Q序盤にステフィン・カリーがレイアップの着地で足首を再び捻挫。カリーが開始早々に負傷退場したことで、いつもの爆発的なオフェンス力を発揮できず、残り時間5分を切ったところで8点ビハインドのピンチに陥るも、そこからケビン・デュラントが無双モードに入り、一気に試合の流れを変える。
▼カリーは今季4回目の捻挫
デュラントは第4Q残り4分30秒から次々とジャンプショットを沈め、約2分半で12連続得点を獲得。ウォリアーズは14-4のランで逆転すると、ラスト2分間ではスパーズのFG成功を0本に抑える鉄壁の守備を見せ、カリー不在のビッグゲームを乗り切った。
▼KDがゾーンに入ると誰も止められない
連勝を7に伸ばしたウォリアーズは、デュラントが37得点/11リバウンド/4ブロック、ドレイモンド・グリーンが11得点/12リバウンド/10アシストでトリプルダブルを記録。報道によれば、カリーの怪我は軽傷だったそうだが、チームは大事を取って次の2試合を欠場させる予定だという。
カリーが右足首を捻挫するのは今月に入ってから2回目、今季4回目なので、昔の捻挫癖が戻っていないか少し心配だ。
これで2月以降の成績が3勝9敗となったスパーズは、ラマーカス・オルドリッジが30得点/17リバウンド、デジャンテ・マレーが14得点/6アシスト/5リバウンドで奮闘。この日の試合でも勝利を掴みかけていたが、勝負所でオルドリッジ以外の選手が消極的になり、終盤は無駄にパスを回してタフショットに終わってしまうようなポゼッションばかりだった。
ボックススコア:「NBA」