ドワイト・ハワードがLAで2試合連続の退場処分
2試合連続での退場って、過去にどれくらい例があるのだろう…?
フィラデルフィア・76ersのドワイト・ハワードが、現地27日に行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦の第4Q序盤に連続でテクニカルファウルをコールされて退場処分となった。
オフェンスリバウンドでファウルを取られたことに腹を立てたのだろう。
NBAは試合後、ハワードの1つ目のテクニカルについて、「オフェンスファウルの後、守備に戻る際に、コールした審判を指差しながら怒鳴りつけたため」と説明。2つ目のテクニカルに関しては、「別の審判に向けて、最初にテクニカルをコールした審判について軽蔑的な発言をしたため」だという。
同日のハワードは、合計14本のフリースローを稼ぎ出し、退場するまでの19分間で9得点/11リバウンドをマーク。試合は122-112でクリッパーズの勝利に終わった。
なおハワードは、2日前に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦でも、テクニカルファウルにより退場。
レイカーズ戦の試合後には、76ersのドック・リバースHCが「エモーショナルな試合なのは分かるが、彼(ハワード)はベテラン選手だ。もう少し自制心を持たなければならない」とたしなめていたが、ハワードは再び感情を爆発させてしまった。
ジョエル・エンビードが負傷離脱中の76ersにとって、バックアップセンターのハワードがいなくなるのは大打撃だ。
特に今年のイーストは、76ers、ネッツ、バックスの3チームが頭一つ抜けており、首位争いでデッドヒートを繰り広げている状態。カンファレンスセミファイナルでお互いを避けるためにも、1位シードの獲得が極めて重要となる。
ボックススコア:「NBA」