エンビードとクリス・ポールが2021-22第15週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出
NBAでは現地1月31日、2021-22シーズン第15週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィークが発表され、フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードとフェニックス・サンズのクリス・ポールがそれぞれのカンファレンスから選出された。
今季初選出を果たしたエンビードは、1月24日から30日に出場した3試合で34.7得点、11.7リバウンド、5.7アシスト、2.3ブロックを平均し、76ersを3勝0敗に牽引。25日のペリカンズ戦では42得点、14リバウンドの大暴れをみせ、シーズン6回目となる40得点ダブルダブルを達成した。
今季のエンビードはリーグ2位の29.1得点、9位の10.8リバウンドを平均中。特に1月に入ってからは、平均得点(34.0)がプレイタイム(32.1)を上回る凄まじい活躍を維持している。
なおエンビードのプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞は、今回がキャリア6回目。歴代76ers2位のチャールズ・バークレーに並んだ(球団1位はアレン・アイバーソンで23回)。
ロケッツに在籍していた2017年12月以来約4年ぶりのプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出となったポールは、先週の4試合で22.3得点、7.5リバウンド、12.8アシストを平均。30日のスパーズ戦で20得点、シーズンハイ19アシスト、8リバウンドをマークするなど大活躍し、サンズを週間4勝0敗に導いた。
1月を終えた時点で、今季サンズは40勝9敗でリーグダントツの首位。67勝に届きそうなペースだ。
なおNBA75年の歴史でシーズン67勝以上を達成したのは13チームのみ。この13チーム中9チームがその年の王者に輝いており、優勝を逃したのは1972-72のボストン・セルティックス(68勝)、2006-07のダラス・マーベリックス(67勝)、2015-16のゴールデンステイト・ウォリアーズ(73勝)、2015-16のサンアントニオ・スパーズ(67勝)となっている。
▼19アシスト
2021-22シーズン第15週は他に、ラプターズのゲリー・トレントJr.が32.3得点、セルティックスのジェイソン・テイタムが31.3得点、ヒートのジミー・バトラーが28.3得点/8.0アシストを平均して、それぞれのチームを週間勝ち越しに牽引。
ウェスタンカンファレンスでは、グリズリーズのジャ・モラントがリーグ首位の35.0得点、サンズのデビン・ブッカーが33.3得点、ナゲッツのニコラ・ヨキッチが25.3得点/10.5アシスト/13.5リバウンドのトリプルダブル、マブスのルカ・ドンチッチが26.0得点/10.3アシストを記録する大活躍を見せた。
▼2021-22第15週のベストダンク集
参考記事:「NBA」