ESPNの「2014年プレーヤーランキング」 コービーを40位にランク付け
米ESPNが2014-15シーズンの「NBAプレーヤーランキング」を30位まで発表した。
ESPNのアナリスト200人以上が各プレーヤの総合力を0~10段階で評価して決定するこのランキング。30位~40位は以下の通りとなっている:
選手 | チーム | 昨季のランク | |
31 | マイク・コンリー | グリズリーズ | 32位 |
32 | ポール・ミルサップ | ホークス | 50位 |
33 | ザック・ランドルフ | グリズリーズ | 35位 |
34 | デアンドレ・ジョーダン | クリッパーズ | 77位 |
35 | デマー・デローザン | ラプターズ | 104位 |
36 | ドウェイン・ウェイド | ヒート | 18位 |
37 | レイジョン・ロンド | セルティックス | 27位 |
38 | クレイ・トンプソン | ウォリアーズ | 60位 |
39 | アンドレ・イグドラ | ウォリアーズ | 31位 |
40 | コービー・ブライアント | レイカーズ | 25位 |
怪我からの復帰シーズンを迎えるコービー・ブライアントは、昨年の25位から大きく順位を落とし40位と評価された。
年齢や怪我明けという点を考慮すると40位はそれほど低い順位でもないが、歴代屈指のプレーヤーである本人はまったく納得していない様子。練習後のインタビューでランキングについて聞かれた際は、笑顔を浮かべながら「ESPNは馬鹿の集まりだから」と一蹴した。
「あいつらが馬鹿の集まりだということは昔から知っている」
– コービー
またコービーは、このランキングの結果はモチベーションにすらならないと語った。
「俺がモチベーションとして使うのは現実世界の領域に属する物事だから。冗談は置いといて、正直な話、ランキングでそれほど気を病むことはないよ。何があっても俺はやるべきことをやるだけ」
– コービー
コービーは去年のランキングで25位に評価された際も、「俺を25番目と考える人間は薬物検査が必要だ」と言い放っている。
デンバー・ナゲッツの元ヘッドコーチ、ジョージ・カールもコービーのランクが低すぎると考える大勢の内の一人だ。
「コービーほどの気力とワークエシックを持った選手を疑うときは十分に注意することだ」
– ジョージ・カール
来季のコービーがどれほどのレベルでプレーできるのかまだ未知数だが、プレシーズンでのパフォーマンスは上々。16日のユタ・ジャズ戦では、試合には敗れたものの、28分の出場で27得点を記録した。
▼コービー、16日ジャズ戦ハイライト
コービーはあと592得点を獲得すれば、キャリア通算得点数でマイケル・ジョーダンを追い抜き、歴代3位の記録を達成することになる。
Thumbnail via YouTube/Lakers Nation
参考記事:「ESPN」