【ユーロバスケット2022】フランスがOTでトルコ下しベスト8進出、ゴベアが獅子奮迅の活躍
FIBAヨーロッパの王者を決めるユーロバスケット2022では現地9月10日、ドイツのベルリンで予選ラウンドを勝ち抜いた16チームによる決勝トーナメントが開幕。
第1試合はオーバータイムに及ぶ死闘の末、FIBA世界ランキング4位のフランスが16位のトルコを87-86で破り、準々決勝への進出を決めた。
この日のフランスは、前半を43-35で終え主導権を握ったかに見えたが、第3ピリオドにわずか6点しかスコアできず大失速。トルコに逆転を許してしまい、2点ビハインドで迎えた第4Q残り13秒には、アンスポーツマンライクファウルで相手にフリースロー2本+ポゼッションを与えるという絶体絶命の状況に陥ったが、そこから奇跡的に巻き返して延長戦での勝利に繋げた。
フランスは守護神のルディ・ゴベアが20得点、17リバウンドのダブルダブルでチームを牽引。第4残り2.5秒にプットバックダンクで試合をOTに持ち込む値千金のプレイを決めている。
フランスは9月14日に準々決勝でセルビア/イタリアの勝者と対戦。来季NBA開幕前に、リーグを代表するセンターであるニコラ・ヨキッチとルディ・ゴベアの直接対決が見れるかもしれない。
連覇に向けて
また同日には、前回ユーロバスケット王者のスロベニアがベルギーに88-72で勝利してベスト8に進出。若きエースのルカ・ドンチッチが35得点、5アシスト、4スティールをマークするオールラウンドな大活躍を見せた。
スロベニアは、準々決勝でウクライナ/ポーランドの勝者と対戦。ユーロバスケット2022は、現地9月16日に準決勝、18日に決勝が行われる。
ボックススコア:「FIBA」