フィリピン被災者のために、パウ・ガソルが1得点につき1000ドルの寄付を約束
アンチ・レイカーズの人も、22日だけはすべてを忘れてガソル兄を応援しよう。フィリピンで被災した人たちのために…。
史上最大規模の巨大台風に見舞われ、未曾有の被害に苦しむフィリピン。多くの国や団体が支援活動を展開する中、ロサンゼルス・レイカーズのパウ・ガソルが、アスリートならではのやり方で援助の手を差し伸べようと動いている。22日に行われる予定のレイカーズ対ウォリアーズの試合で、ガソルのスコア1得点につき1000ドル(約10万円)をユニセフに寄付しようというものだ。
以下はガソルからのメッセージ(via crowdrise.com):
フィリピンの子供たちが苦しんでいます。今年最大の台風30号(ハイエン)は、すでにモンスーンの洪水や大規模な地震で不安定だった国にとって、新たな自然災害となりました。この国の子供たちは、シェルターやきれいな水、薬、栄養ある食べ物を必要としています。
今季のガソルは1試合13得点を平均。どんな結果になるにせよ、こういった慈善活動を率先して行える人は心から尊敬したい。22日にガソルとマッチアップするウォリアーズのアンドリュー・ボーガットにとっては、ちょっとだけ“やりづらい”試合となるかな?
NBAは積極的にフィリピン支援に乗り出している。NBAおよびNBA選手組合は、ユニセフを通して25万ドルの寄付を発表した。さらにマイアミ・ヒートも、最低100万ドルの募金を約束している。
フィリピン当局の発表によると、災害の犠牲者は4000人を超え、いまだに1000人以上が行方不明の状態。支援がうまく行き届かない孤立した集落もあり、多くの被災者たちが食糧不足などに苦しんでいる。
※追記:11月23日
22日の対ウォリアーズ戦で、ガソルは24得点、10リバウンドの大活躍。102対95でレイカーズがウォリアーズに勝利した。
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ソース:「www.crowdrise.com」