グリズリーズ3年目のジャ・モラントが2021-22シーズンMIPに選出
NBAは現地25日、2021-22シーズンのモスト・インプルーブド・プレイヤー(MIP)を発表。メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが選出された。
MIPは昨季から最も成長した選手に贈られるレギュラーシーズンのアワード。今季モラントは57試合で27.4得点、6.7アシスト、5.7リバウンドを平均。すでにオールスター級だった昨季から大きくスタッツを伸ばし、グリズリーズの大躍進(56勝26敗のウェスト2位)に貢献した。
▼モラントの成長
- 2020-21:19.1得点、7.4アシスト、4.0リバウンド
- 2021-22:27.4得点、6.7アシスト、5.7リバウンド
特に成長を見せたのが、ペネトレーションからの得点力。NBAのデータによると、昨季はドライブからのスコアリングが1試合平均9.5得点のリーグ11位だったが、今季は14.8得点でリーグ首位を記録している。
▼ハイライトプレイ連発でスーパースターの仲間入り
100人のスポーツライター/ブロードキャスターたちによるMIP投票の結果、モラントは1位票38票で221ポイント獲得。2位はスパーズのデジャンテ・マレーで183ポイント、3位はキャブスのダリアス・ガーランドで178ポイントだった。
今季MIP投票のトップ3は、いずれも2022年オールスターに初選出されたプレイヤーたち。4位はウォリアーズのジョーダン・プール(131ポイント)、5位はグリズリーズのデズモンド・ベイン(74ポイント)となっている。
▼チーム練習後にサプライズ
なお、新人王とMIPを受賞した選手は、今回のモラントがNBA史上初。現在グリズリーズは、ミネソタ・ティンバーウルブズとのファーストラウンドシリーズで2勝2敗のイーブンとなっており、第5戦は現地4月26日にメンフィスで行われる。
参考記事:「NBA」