ハーデンとリラードが2020-21第9週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出
NBAは現地22日、2020-21シーズン第9週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)を発表。ブルックリン・ネッツのジェイムス・ハーデンと、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードがそれぞれのカンファレンスで選出された。
ネッツ移籍後で2度目の選出となったハーデンは、2月15日から21日に出場した4試合で31.8得点、9.0リバウンド、10.8アシストを平均。4試合すべてで20得点以上でのダブルダブルをマークするなど、オールラウンドなパフォーマンスでチームを引っ張り、ネッツを週間4勝0敗に導いた。
今シーズンのハーデンは、スコアリングがメインだった昨季までとは違い、ネッツでは主にポイントガードとしての役割を重視。今季26試合でリーグ首位の11.1アシストを平均している。
なおネッツの選手が1シーズンに複数回のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク受賞を果たしたのは、2014-15のブルック・ロペス以来初だ。
ハーデンと同じく今季2度目の選出となったリラードは、先週の3試合で36.3得点、5.7リバウンド、12.7アシストを平均し、ブレイザーズを週間2勝1敗に牽引。
特に17日のペリカンズ戦では、43得点とキャリア最多タイの16アシストをマークしつつ、1点ビハインドで迎えた残り時間16秒に、決勝点となるカウント・ワンスローでの逆転レイアップを決めている。
リラードがプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィークを受賞するのは、今回でキャリア通算11回目。歴代ブレイザーズで単独1位となった(2位はクライド・ドレクスラーで10回)。
2020-21第9週は他に、76ersのジョエル・エンビードが35.3得点/15.0リバウンド、ブルズのザック・ラビーンが33.8得点、ウィザーズのブラッドリー・ビールが33.0得点で大活躍。
ウェスタンカンファレンスでは、ナゲッツのジャマール・マレーが4試合で35.0得点、ウォリアーズのステフィン・カリーが試合で30.0得点。先週は、東西合計で13選手が30得点以上を平均している。
参考記事:「NBA」