ヒートがウェイドの古巣復帰戦に勝利
2016年のプレイオフから約1年8カ月、ドウェイン・ウェイドが再びマイアミ・ヒートのユニフォームを着てアメリカン・エアラインズ・アリーナのフロアに立った。
キャブスからのトレード移籍が決まったばかりのウェイドは、その日のうちにジェット機を飛ばしてマイアミ入りし、現地9日に行われたミルウォーキー・バックスとのホームゲームに出場。古巣復帰初戦はベンチスタートとなったが、スタジアムでは開始数分で「We want Wade!」コールが鳴り響き、ウェイドが第1Q中盤にチェックインする際には観客総立ちの大歓声が巻き起こった。
▼Viceユニフォームで古巣復帰
▼スタンディングオベーション
▼復帰後初得点はスリー
この日のウェイドは、合計でスリー成功1本のみ(FG6本中1本)に終わり、22分の出場で3得点、2アシストを記録。オフェンス面では振るわなかったが、ヒートの4点リードで迎えた第4Q残り30秒には、エリック・ブレッドソーの速攻をブロックで阻止するファインプレイを決め、ヒートの勝利に貢献した。
▼決勝ブロック
「6本すべてのショットを決めたかったけど、今日は新しいチームに慣れることに専念していたから、シューティングについては心配していなかった。僕が気にかけていたのは勝利だ。今日の試合では、チームにとってプラスになることとマイナスになることの両方をやったと思う。チャンスがあれば、攻守で勝利に貢献しようとした。やるべきことはそれだけだ。今後はもっと上手くプレイできるはずだし、もっと得点をあげられるはずだ。勝利できたので、今夜は成功だったと言えるよ」
– ドウェイン・ウェイド
連敗を5で終わらせたヒートは、タイラー・ジョンソンがチームハイ19得点、ハッサン・ホワイトサイドが12得点、16リバウンドのダブルダブルをマーク。敗れたバックスは、ヤニス・アデトクンボが23得点、11リバウンドを獲得した。
やはりウェイドには、マイアミのユニフォームが一番似合う。
ボックススコア:「NBA」