アイザイア・トーマス、ピリオド得点でセルティックス球団新記録を樹立
ボストン・セルティックスのアイザイア・トーマスが、現地30日に行われたマイアミ・ヒート戦で、自己最多得点を大幅に更新する大活躍をみせた。
10日前のグリズリーズ戦でキャリアハイ44得点を獲得したばかりだったトーマスは、30日のヒート戦で9本のスリーを含む26本中15本のFGを成功させ、52得点をマーク。第4Qには、1ピリオドにおける球団最多となる29得点を記録して試合をテイクオーバーし、セルティックスを117-114での勝利に導いた。
セルティックスのプレーヤーがレギュラーシーズンの試合で50得点以上をマークしたのは、ラリー・バード(4回)、ケビン・マクヘイル、サム・ジョーンズ、ポール・ピアースに次いで、トーマスが球団史上5人目(プレーオフではジョン・ハブリチェックとレイ・アレンが達成)。52得点は、セルティックス史上最多4位の記録となる。また身長が6フィート(183cm)未満の選手の中では、元ロケッツのカルヴィン・マーフィーが1978年3月に記録した57得点以降でのリーグ最多得点だ。
▼セルティックス得点記録(レギュラーシーズン)
プレーヤー | 得点 | シーズン | |
1 | ラリー・バード | 60 | 1984-85 |
2 | ケビン・マクヘイル | 56 | 1984-85 |
3 | ラリー・バード | 53 | 1982-83 |
4 | アイザイア・トーマス | 52 | 2016-17 |
身長175cmでドラフト全体60位指名の選手が、名門セルティックの歴史に名を刻み込んだというのは、本当に素晴らしい。これで今季に50得点を突破した選手は、クレイ・トンプソン(60)、デマーカス・カズンズ(55)、アイザイア・トーマス(52)、ジョン・ウォール(52)、ラッセル・ウェストブルック(51)、アンソニー・デイビス(50)の6人となった。
ボックススコア:「NBA」