ジェイソン・テイタムの50得点でセルティックスがネッツからシリーズ初勝利
NBAでは現地28日、イースト7位シードのボストン・セルティックスと2位シードのブルックリン・ネッツがTDガーデンでファーストラウンド第3戦を対戦。ジェイソン・テイタムの大活躍により、セルティックスが125-119でネッツを下し、シリーズ初勝利を手にした(1勝2敗)。
第3戦でのテイタムは、41分の出場で自己プレイオフ最多の50得点でセルティックスを牽引。特にゾーン状態だった第3Qにピリオド19得点をあげてチームに流れを引き寄せると、5点リードで迎えた第4Q残り40秒にはケビン・デュラントの上からクラッチショットを沈め、50得点目を獲得した。
セルティックスの選手がプレイオフの試合で50得点以上を記録するのは、2017年のアイザイア・トーマス(53得点)以来4年ぶりで、球団史上6人目(他の4人は、ボブ・クージー、サム・ジョーンズ、ジョン・ハブリチェック、レイ・アレン)。
またリーグ全体では、リック・バリー(23歳21日)とマイケル・ジョーダン(23歳62日)に次いで、史上3番目の若さ(23歳86日)でのポストシーズン50得点達成となる。
▼ITの53得点(2017)
セルティックスはテイタムの他、マーカス・スマートが23得点、トリスタン・トンプソンが19得点/11リバウンドのダブルダブルをマーク。さらにエバン・フォーニエが17得点と、スターター4選手でチームの125点中109点をあげた。
敗れたネッツは、ジェイムス・ハーデンが41得点/10アシスト、ケビン・デュラントが39得点で奮闘。古巣凱旋だったカイリー・アービングはFG17本中6本成功の16得点とやや精彩を欠き、ビッグスリーの他に二桁得点に達した選手はゼロだった。
セルティックスとネッツのシリーズ第4戦は、現地30日に再びボストンで行われる。
ボックススコア:「NBA」