ジョエル・エンビードがコロナ陽性でチーム離脱、76ersは4選手がプロトコル入り
フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードが新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りした模様。複数の現地メディアが報じている。
ESPNによれば、エンビードはコロナウイルス検査で陽性と診断されたとのこと。少なくとも10日間はチームを離脱することになるという。現在76ersではエンビードの他にも、トバイアス・ハリス、マティス・サイブル、アイザイア・ジョーの3選手が安全衛生プロトコル適用のため欠場を余儀なくされている。
『NBC Sports』のNoah Levick記者によると、エンビードにはコロナの症状が出ている様子。76ersのドック・リバースHCはエンビードの健康状態について「彼は苦しんでいる」とコメントした。
今季のエンビードは9試合で21.4得点、9.4リバウンド、4.0アシストを平均。他の多くのスター選手たちと同じで得点は昨季(28.5得点)から大きく落ちているものの、アシストではキャリア最多。ベン・シモンズがいないことでプレイメイクでの役割が増え、ローポストやエルボーからパスをさばく“ポイント・センター”として開花しつつある。
76ersはエンビードやハリスらが欠場した現地11月8日のニューヨーク・ニックス戦に103-96で敗北。連勝記録が6で終了した。開幕8勝3敗のイースト首位とシモンズ不在の中で大健闘していた76ersだが、今後はエンビードが復帰するまでかなり厳しい戦いが続く。
参考記事:「ESPN」