ジョエル・エンビード 右足の回復プロセスにブレーキか
右足の疲労骨折により、2014-15のルーキーシーズンを全休したフィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビード。高いポテンシャルを秘めたビッグマンのNBAデビューにチームやファンたちから大きな期待が寄せられているが、どうやらリハビリが思ったほど順調に進んでいないらしい。 Yahoo Sportsが報じている。
報道によると、エンビードはここ数ヵ月で、痛みを訴えることなどなくワークアウトをこなしていたようだが、先日行われたCTスキャンの結果、手術を受けた足の回復プロセスに問題があることが判明。7月から始まるサマーリーグへの出場が予想されていたが、参加を見送る可能性も出てきたという。再び手術が必要になるかといった詳細は、まだ明らかになっていない。
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また現地13日、76ersのサム・ヒンキー球団社長兼GMは、エンビードの現状について声明を発表:
「チームの優先事項は、ジョエルが長く成功したNBAキャリアを送れるよう、あらゆる機会を与えること。よって、今回の(CTスキャンの)結果を受け、ジョエルの現在のアクティビティを一旦休止させ、再評価することを余儀なくされた。適切な次のステップについては現在検討中で、情報がわかり次第発表する」
エンビードは2014年ドラフトの数日前に右足舟状骨を複雑骨折。それでもシクサーズはリスク承知でエンビードを全体3位指名し、その後1年をかけてリハビリに努めてきた。
最近のエンビードの練習風景を目撃した記者によると、そのパフォーマンスは圧倒的で爆発力に溢れていたという。
Image by Brent Burford Photography/Flickr
ソース:「Yahoo Sports」