ジョエル・エンビード、防護服のフル装備でディズニーワールドへと出発
NBAでは現地9日、フィラデルフィア・76ersやロサンゼルス・レイカーズ、ヒューストン・ロケッツをはじめとした8チームがオーランドへと移動。これでシーズン再開に参加する全22チームが、開催地ディズニーワールドに集結したことになる。
各球団がオーランド行きのチャーター便に乗り込む選手たちの写真をSNSなどにアップする中、防護服にマスク、手袋という対コロナの完全装備で空港に登場したジョエル・エンビードの姿が話題となった。
▼夏の暑さも気にせずフル装備
7フットの大男がこの格好をすると、迫力がすごい。
NBC SportsがTwitterにシェアした動画のリプ欄には、エンビードの大袈裟な恰好を茶化すようなコメントも多く見られたが、用心し過ぎて悪いことは一つもないだろう。むしろNBAからすれば、エンビードくらいの危機感や心構えを持っている方が歓迎できるはずだ。
エンビードは、かねてからシーズン再開の安全性について懸念を示していた。数日前のインタビューでも、「(シーズン再開について)あまり賛同できない」「僕はずっと自粛できるけど、他の選手たちが同じように行動できるとは思えない」とコメント。ただそれでも、「僕は自分の仕事をやる」とプロ意識を貫く心構えを語っている。
なおエンビードはオーランド入りした直後に、インスタグラムで開催地での食事について苦言。食事の量的な問題なのか、それとも質的な問題なのかはわからないが、「確実に50ポンドは痩せそう」と発信していた。
一方で、エンビードの相棒であるベン・シモンズは、スタイリッシュさを重視して飛行機に乗り込んでいた。
NBAシーズン再開では、何事もなくスケジュールが進むことを祈るばかり…。