ヨナス・バランチュナスが自己最多のスリー7本、3P成功率で今季リーグ首位に再浮上
ニューオリンズ・ペリカンズのヨナス・バランチュナスが現地29日、ステイプルズ・センターで行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦で自己キャリア最多となる7本のスリーに成功。キャリアハイ39得点、15リバウンドのモンスターダブルダブルを記録し、ペリカンズを123-104での勝利に導いた。
この日のバランチュナスは序盤からゾーン状態に入り、前半だけで7本中7本の3ポイントショットに成功。4連続でスリーを沈めた直後の第2Q中盤には、3Pラインでのポンプフェイクからドライブでレイアップをねじ込むなど、シュート好調を活かした攻めで敵守備を手玉に取り、ハーフタイムまでに29得点をあげる。
ハーフタイム以降はスリーを1本も決められなかったバランチュナスだが、今度はポストアップやオフェンスリバウンドなどインサイドで存在感を発揮。最終的に32分の出場で自己最多得点記録を更新した。
▼インサイドorスリーの美しいショットチャート
なお過去3試合でスリー11本中1本と数字を落としていたバランチュナスだが、この日のクリッパーズ戦で8本中7本を沈めたことで、シーズン3P成功率が51.7%に更新。今季リーグ首位に再び浮上した。
▼2021-22のスリー成功率トップ5(11月30日時点)
- ヨナス・バランチュナス(ペリカンズ):51.7%
- パティ・ミルズ(ネッツ):50.0%
- ジョー・ハリス(ネッツ):46.6%
- アレック・バークス(ニックス):45.1%
- ロンゾ・ボール(ブルズ):44.4%
レジェンドの仲間入り
ESPNによると、前半だけで7本中7本のスリーを成功させた選手は、NBAが「play-by-play」のデータをトラックし始めた1996-97シーズン以降でバランチュナスが6人目。他の5選手は、トレバー・アリーザ(2014年)、ステフィン・カリー(2013年)、ベン・ゴードン(2012年)、ショーン・ウィリアムズ(2011年)、レイフ・ラフレンツ(2005年)。
また、1試合で「35得点/15リバウンド/スリー7本」を達成したのは、ジェイムス・ハーデン(3回)、ビンス・カーター、アーロン・ベインズに次いで、バランチュナスが史上4人目だという。
ボックススコア:「NBA」