ウォリアーズ新人のジョナサン・クミンガ、キャリア初の先発出場で26得点
NBAでは現地18日、トロント・ラプターズとゴールデンステイト・ウォリアーズがスコシアバンク・アリーナで対戦。ホームチームのラプターズが第1Q中盤から最後まで二桁点差を維持し、119-100での快勝を収めた。
この日のウォリアーズは、ステフィン・カリーやドレイモンド・グリーン、アンドリュー・ウィギンスら主力が揃って欠場。予想通り惨敗に終わったものの、2021年ドラフト7位指名の新人ジョナサン・クミンガがキャリア初の先発出場を果たし、36分でチーム最多の26得点をマークした。
今季のクミンガは20試合で4.4得点を平均。20試合中10分以上出場したのがわずか6試合のみと、今のところあまりプレイタイムを稼げていないが、サイズと身体能力に恵まれた選手であり、ドライブやカットからのフィニッシュや守備面での万能さでは、すでに高いポテンシャルを存分に見せていると思う。
この日の試合でも、チャンスさえあれば他の今季トップルーキーたちに匹敵する数字を残せることを証明した。
今後ウォリアーズがクミンガをどう扱うのか注目したいところ。次世代のチームコアとしてじっくり育成するのも一つだが、今季中に全力で優勝を狙う上で重要なトレードピースにもなれる。
勝利したラプターズは、フレッド・バンブリートがゲームハイ27得点、12アシストをマーク。新人のスコッティ・バーンズが12本中8本のFG成功から21得点、8リバウンド、6アシストで勝利に貢献した。
ボックススコア:「NBA」