デュラントがシアトル凱旋試合のイントロで「ソニックス」ユニフォームを着用
NBAでは現地5日、シアトルにあるキーアリーナでゴールデンステイト・ウォリアーズとサクラメント・キングスがプレシーズンゲームを対戦。ウォリアーズが122-94で圧勝し、今季プレシーズン1勝目を獲得した。
この日の試合が行われたキーアリーナは、シアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)が2008年まで本拠地としていたスタジアムであり、同地でルーキーシーズンの1年間を過ごしたケビン・デュラントにとっては凱旋試合となる。試合前のスタメン紹介で、デュラントがショーン・ケンプのソニックス・ユニフォームを着て登場するという粋な計らいを見せると、スタジアムは割れんばかりの大歓声に包まれた。
ショットを決めるたびに古巣ファンからの大声援を浴びたデュラントは、25分の出場で26得点、7アシストと大活躍。試合後には「シアトルにNBAチームを復活させるべき」と現地ファンたちの想いを熱弁し、「実現するまで言い続ける。それは、このアリーナにいたすべてのファンたち、そしてすべてのNBAプレイヤーたちの気持ちだ。NBAが正しい決断をすることを祈っている」と話した。
「試合前の仮眠から目が覚めた時点で、すごく緊張した。試合前にこんな気持ちになったのは初めてだよ。ましてやプレシーズンゲームでね。でもシアトルのファンベースからあれほど応援してもらえて夢のような気分だった」
– ケビン・デュラント
▼試合にはソニックスレジェンドのゲイリー・ペイトンの姿も
▼カーHCもソニックスギア
ウォリアーズはKDの他、クレイ・トンプソンが第1Qに19得点で大爆発し、最終的にゲーム最多の30得点をマーク。敗れたキングスは、ハリー・ジャイルズが20分の出場でチームハイの17得点をあげている。
▼髭面トンプソンが序盤から絶好調
https://twitter.com/NBA/status/1048412353115688960
NBAが球団を新設するとしても、まだまだ先の話になりそうだが、コミッショナーのアダム・シルバーは、その時が来ればシアトルを有力候補の一つに考えるつもりだ、とコメントしている。
ボックススコア:「NBA」