R.ゲイとK.パーキンスのディスバトル: 「ピエロ!」、「ウイルス!」
チームメイトからは頼られ愛されるが、敵チームからは何かと目の敵にされる。オクラホマシティー・サンダーのケンドリック・パーキンスはそんなタイプのプレーヤーだ。彼の鋭い目つきや愛想のない表情がそうさせるのかもしれない。
数週間前にはウォリアーズのマリース・スペイツが、サンダーとの試合後に「パーキンスのプレーは酷い」とディスったばかり。今回新たにサクラメント・キングスのルディー・ゲイがメディアを通して名指しでパーキンスを批判した。
フェーズ1
事の発端は、11月9日に行われたキングス対サンダー戦。試合中の円陣でパーキンスが「あのクソ野郎どもは今でも相変わらずのサクラメント・キングスだ」とスピーチしたことに始まる。「今季も弱いままのキングスだから心配するな」とダブルエース不在だったチームを活気づけようとしたのだろう。このパーキンスのスピーチはライブで放送され話題となった。
フェーズ2
キングス対サンダーの再戦を2日後に控えた現地12月14日、ルディ・ゲイがちょっと遅まきながらパーキンスのスピーチに対して反撃。意外と根に持っていたのかもしれない。
「パーキンスは顔にペイントでもして試合に出た方がいいんじゃないか?俺にとって奴はピエロだよ。いいさ、この発言を使ってくれても構わない。あいつはピエロだ。顔にペイントして試合に出ればいい」
– ルディ・ゲイ
フェーズ3
ゲイのピエロ発言を受け、パーキンスはさっそくカウンターアタック:
「ウイルスになるくらいならピエロになる方がずっとましだ。顔のペイントは洗えば落ちる。だがウイルスは血液に侵入して、取り除くことができない」
– ケンドリック・パーキンス
パーキンスのいうウイルスとは、恐らくグリズリーズ/ラプターズ時代のルディ・ゲイを揶揄しているのだろう。ゲイをトレード放出して以来、両チームとも成績が大きく改善されているからだ。しかしキングスに移籍してからは、今のところウイルスではなくカンフル剤的な役割を果たしている。
パーキンス、さらに続ける:
「奴らの頭に入り込めて嬉しいよ。奴らが夜に俺のことを考えながら眠りにつくなんて嬉しいじゃないか」
サンダーとキングスの試合は、現地16日にサクラメントで行われる。楽しい1戦になりそうだ。
Image by Keith Allison/Flickr
参考記事:「ESPN」