バックスのクリス・ミドルトン、グレード2のひざ靭帯損傷でセミファイナル絶望か
4勝1敗でシカゴ・ブルズとの第1ラウンドを勝ち上がった今季プレイオフのミルウォーキー・バックスだが、ボストン・セルティックスと戦う次のラウンドではかなりの苦戦を強いられることになりそうだ。
The Athleticによると、ひざの怪我で戦線離脱中のクリス・ミドルトンが、最新のMRI検査でグレード2の内側側副靭帯(MCL)損傷と診断された模様。現地5月1日から始まるイースト準決勝での復帰は絶望的で、その先のカンファレンスファイナル出場も危ういという。
ミドルトンが負傷したのは、4月20日に行われたファーストラウンドシリーズ第2戦の後半。足を滑らせてフロアに転倒した際に膝を痛めた様子で、その後の3試合を欠場している。
グレード2の膝内側側副靭帯損傷からの復帰時期は通常4~6週間。今季にはネッツのケビン・デュラントが同じ怪我を負ったが、復帰までに6週間半(1月15日に負傷、3月3日に復帰)を必要とした。
今季のミドルトンは、レギュラーシーズン66試合の出場で20.1得点を平均し、キャリア3度目のオールスターに選出。連覇を目指すバックスは最悪の場合、6月開幕の2022NBAファイナルまでミドルトン抜きで戦わなくてはならないかもしれない。
参考記事:「NBA」