カーメロやハワードらベテラン勢がレイカーズに集結、難なくロスター補充に成功する
2021-22シーズン契約下の4選手だけでサラリーキャップ超過、残りのロスターを埋める手段はMLEかミニマム、もしくはトレードのみ。
そんなハードモードで2021年のフリーエージェンシーに臨んだロサンゼルス・レイカーズだが、さすがは「LA×レブロン」のブランド力と言うべきか。すぐに有力なベテラン選手たちが我先にと集まってきた。
現地メディアの報道によると、レイカーズは8月2日のFA交渉解禁からわずか1~2日で7選手と契約合意。その中には、カーメロ・アンソニーやドワイト・ハワードといったかつてのスーパースターたちも含まれている。
現地8月3日の時点でレイカーズとFA契約で合意した7選手は:
- カーメロ・アンソニー:1年契約
- ドワイト・ハワード:ベテランミニマム
- トレバー・アリーザ:ベテランミニマム
- ウェイン・エリントン:ベテランミニマム
- ケント・ベイズモア:ベテランミニマム
- ケンドリック・ナン:2年/1000万ドル
- マリック・モンク:ミニマム
上記7選手に加え、今オフのレイカーズはタレン・ホートン・タッカーと3年/3200万ドルの再契約を結んだ。
現時点での来季レイカーズのデプスチャートは:
- PG: ラッセル・ウェストブルック/ケンドリック・ナン
- SG: ケント・ベイズモア/タレン・ホートン・タッカー/マリック・モンク/ウェイン・エリントン
- SF: レブロン・ジェームズ/トレバー・アリーザ
- PF: アンソニー・デイビス/カーメロ・アンソニー
- C: マルク・ガソル/ドワイト・ハワード
ロスターの平均年齢が爆上がり(12選手中8選手が32歳以上)したものの、わずか数日でこれだけの面子をミニマム契約で集められるのはさすがレイカーズ。しかも新加入の面々は、カーメロやエリントンをはじめスリーに強い。
来季レイカーズのサラリー状況は以下の通り:
プレイヤー | 2021-22年俸 |
---|---|
ラッセル・ウェストブルック | 4421万ドル |
レブロン・ジェームズ | 4118万ドル |
アンソニー・デイビス | 3536万ドル |
タレン・ホートン・タッカー | 1067万ドル |
ケンドリック・ナン | 500万ドル |
ルオル・デンの亡霊 | 500万ドル |
マルク・ガソル | 269万ドル |
ドワイト・ハワード | 167万ドル |
カーメロ・アンソニー | 167万ドル |
トレバー・アリーザ | 167万ドル |
ケント・ベイズモア | 167万ドル |
マリック・モンク | 167万ドル |
ウェイン・エリントン | 167万ドル |
十分に優勝を狙えるメンバーだと思う。贅沢を言うなら、ここにペリメーター守備に強いウィング選手をもう1人加えたいところだ。
参考記事:「ESPN」