ラマーカス・オルドリッジがスパーズと3年の延長契約
トレード放出の噂やチームへの不満など、今オフは両者の間でいろいろとあったが、最終的にラマーカス・オルドリッジは今後もしばらくサンアントニオ・スパーズの一員として尽力する決心をしたようだ。
延長契約交渉のデッドラインだった現地16日、スパーズはオルドリッジと延長契約を結んだことを発表。契約の詳細については明かされていないが、ESPNによると内容は3年/7230万ドルで、3年目(2020-21)のサラリーは700万ドルが保証されるという。オルドリッジは2018-19シーズンのプレイヤーオプションを行使し、2019-20から新契約が始まる形となる。
オルドリッジは来夏にオプション破棄でFAになるだろうとの見方も強かったので、今回のニュースはサプライズだが、グレッグ・ポポビッチHCと腹を割って話し合い、プレシーズンでも満足なパフォーマンスをできたことで、お互いに対する信頼と期待が高まったのかもしれない。
昨季プレーオフでのオルドリッジは、16試合の出場でキャリアワーストとなる16.5得点、7.4リバウンドを平均。スパーズでの役割に不満を感じていたと、自らも話していた。ただ今季は、これまで以上にポストでのタッチやスリーなど、オフェンス面での関与が増えることが予想される。
マックス契約ではないにせよ、32歳になったオルドリッジの年齢を考えると、新契約下の年棒約2500万ドルはそれなりの高額サラリーだ。今回の契延長約については、ファンの間で賛否両論ありそうだが、ポポビッチHCが心機一転したオルドリッジの持ち味を最大限に引き出し、スパーズがチームとしてさらに成長できることに期待したい。
参考記事:「ESPN」