ホーネッツのラメロ・ボールが2020-21シーズンNBA新人王に選出
NBAは現地16日、2020-21シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人賞)を発表。2020年ドラフト全体3位指名のラメロ・ボール(シャーロット・ホーネッツ)が選出された。
世界各国のメディア関係者99名による投票の結果、ラメロ・ボールは99票中84票の1位票を獲得。2位のアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)に大差をつけての受賞となった。
ホーネッツの選手が新人王に輝くのは、2004-05シーズンのエメカ・オカフォー以来で、球団史上3人目となる(もう1人は1992年のラリー・ジョンソン)。
▼2021新人王投票詳細(1位票が5点、2位票が3点、3位票が1点)
1st | 2nd | 3rd | ポイント | |
---|---|---|---|---|
ラメロ・ボール (ホーネッツ) | 84票 | 15票 | 0票 | 465 |
アンソニー・エドワーズ (ウルブズ) | 15票 | 75票 | 9票 | 309 |
タイリース・ハリバートン (キングス) | 0票 | 9票 | 87票 | 114 |
シャディク・ベイ (ピストンズ) | 0票 | 0票 | 3票 | 3 |
▼チームメイトのマイルズ・ブリッジスがサプライズ
今季のラメロ・ボールは51試合の出場で15.7得点、5.9リバウンド、6.1アシスト、1.6スティールを平均。アシストとスティールで今季新人1位、得点とリバウンドで2位だった。1月9日に行われたアトランタ・ホークス戦では、22得点、12リバウンド、11アシストをマークして、NBA史上最年少でのトリプルダブルを達成している。
2月からスターターに昇格してからのボールは、18.1得点、6.2アシスト、スリー成功率37.9%と数字を伸ばしていたが、3月21日に右手首を骨折して戦線離脱。そのまま残りシーズンを全休するかと見られていたが、予想以上の早期回復で5月初めに復帰し、レギュラーシーズン最後の10試合をプレイした。
新人王投票で2位になったドラフト全体1位指名のエドワーズは、今季72試合すべてに出場し、今季ルーキー首位となる19.3得点を平均。
シーズン前半の36試合ではFG成功率37.1%から平均14.9得点と新人の壁にぶち当たっていたが、オールスターブレイク後の36試合ではFG45.4%から23.8得点と大きく成長した。
参考記事:「NBA」