ブルズのマルカネンが肘の負傷で最大8週間の離脱へ
2018-19シーズン開幕が間近に迫る中、シカゴ・ブルズから残念なニュースが飛び出した。
ブルズは現地28日、フォワードのラウリ・マルカネンが右肘を負傷したことを発表。前日のチーム練習で痛めたらしく、当初は軽傷だと見られていたが、MRI検査の結果、6~8週間の離脱が必要だと診断されたという。
昨季がNBA1年目だったマルカネンは、68試合の出場で15.2得点(新人4位)、7.5リバウンドを平均し、大豊作だった2017年ドラフト組でオール・ルーキー・ファースト・チームに選出。得点力の高いビッグマンで、特に外のシュートが強く、リーグ史上最速となるデビュー41試合目でキャリア3P成功数100本に到達した選手となった。
▼フィニッシュ力もある
マルケネンの将来性については、元ドイツ代表ヘッドコーチのHenrik Dettmannが、「ダーク(ノビツキー)と似ている部分がたくさんある。20歳の頃のダークよりも進んでいる」と大絶賛したほど。ブルズの次期エースとして今後の成長がすごく楽しみだが、とりあえず来季は開幕から最初の12~18試合を欠場することになりそうだ。
今夏のブルズは、オールラウンドなスキルを持ったビッグマンのウェンデル・カーターJr.をドラフトで指名し、ザック・ラビーンと4年/7800万ドルで再契約。さらにFAでジャバリ・パーカーを獲得した。フィットの面で少し不安な部分もあるが、高いポテンシャルを持った若手中心の面白いチームが出来上がりつつある。
参考記事:「NBA」