レブロン・ジェームズとステフ・カリーがクラッチタイムに無双
NBAでは現地25日、リーグを代表するスーパースター2選手が驚異的なクラッチパフォーマンスを披露し、それぞれのチームを勝利に導いた。
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは、古巣クリーブランド・キャバリアーズとのロードゲームで今季自己最多となる46得点を記録。特に、僅差で突入した第4Qでの活躍が凄まじく、ファストブレイクでのレイアップやプルアップ・スリーなど、あらゆる角度からフィールドゴールを決め、ピリオド21得点をあげている。
この日のレブロンは、11本中7本のスリーに成功と、ジャンプショットがキレキレ。第4Q中盤にロゴからの超ロング3Pを沈めた他、とどめの一撃となった残り時間1分でのターンアラウンド・フェイダウェイがとても印象的だった。
今季のレブロンは25.2得点、7.9リバウンド、7.4アシストを平均中。レイカーズは14勝4敗のリーグ首位で、現時点でレブロンはジョエル・エンビードやカワイ・レナード、ニコラ・ヨキッチらと並んで、今季MVPレースのフロントランナーと言える。
もしレブロンが今季MVPに輝けば、NBA史上最年長(36歳)のMVP誕生だ(マイケル・ジョーダンとカール・マローンの35歳が現在の記録)。
▼まるでコービー
カリーのテイクオーバー
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、同日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でゲーム最多の36得点をマークした。
第4Q残り6分45秒で8点差にまで迫られたこの日のウォリアーズは、タイムアウトを取ってすかさずエースのカリーを投入。するとカリーは、続く3分間で3本のスリーを含む15得点獲得という凄まじいワンマン・ランを展開し、一気に試合を18点差に突き放して勝利を確実にした。
やっぱりゾーンに入ったカリーほどエキサイティングな選手はいない。
これでウォリアーズは、9勝8敗でウェスト8位タイ。カリーは今季17試合でリーグ4位の28.4得点、6.0アシストを平均している。
ボックススコア:「NBA」