2017年12月のNBA月間賞:レブロンが2カ月連続でイースト最優秀選手に
NBAが現地1月4日、2017-18シーズン12月のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス、並びに月間最優秀ルーキー賞の受賞者を発表した。
・イースト:レブロン・ジェイムス
イースタンカンファレンスでは、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスが10月/11月に続いて2カ月連続、キャリア通算36回目のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス選出となった。
12月のレブロンは、14試合の出場で27.5得点、10.3アシスト(リーグ2位)、8.2リバウンド、1.93スティールを平均し、月間リーグ最多2位となる5回のトリプルダブルを達成するなどオールラウンドに活躍。先月のキャブスは、ロードゲームでの成績が2勝5敗と振るわなかったものの、ホームでは月間無敗(7勝0敗)を維持し、12月を9勝5敗で勝ち越している。
12月30日で33歳となったレブロンだが、少しも衰えを見せることなく、様々な項目の歴代ランキングを順調に駆け上がっており、12月にはキャリア通算トリプルダブル数でラリー・バードを追い抜き歴代6位、通算フィールドゴール成功数でアキーム・オラジュワンを抜いて歴代9位に浮上した。
▼12月中盤には3試合連続TD
・ウェスト:ラッセル・ウェストブルック
キャリア8回目の選出を果たしたウェストブルックは、12月の17試合で27.8得点、10.6アシスト(リーグ1位)、10.2リバウンドのトリプルダブルを平均。MVP級のパフォーマンスを取り戻し、11月が終わった時点で8勝12敗と大苦戦していたサンダーだが、12月に12勝5敗の好成績を収め、現在は22勝17敗のウェスト5位まで浮上している。
なおウェストブルックは、12月中にキャリア通算1万6000得点に到達。オクラホマシティにおける通算得点でケビン・デュラントを追い越し、ついに歴代サンダー首位となった(シアトル時代の記録は含まない)。
ルーキーズ・オブ・ザ・マンス
イーストの月間新人賞は、12月に平均14.6得点、3P成功率45%を記録し、セルティックスのイースト首位維持に大貢献したジェイソン・テイタムが受賞。ウェストは、ジャズのエースとしてルーキー最多の23.1得点を平均したドノバン・ミッチェルが選出された。ミッチェルは12月1日のペリカンズ戦で、ルーキーとして2011年のブレイク・グリフィン以降で最多となる41得点をマークしている(ジャズのルーキー新記録)。
▼ミッチェル
2017年12月のコーチ・オブ・ザ・マンスには、それぞれのカンファレンスで月間勝率が最も高かったトロント・ラプターズ(11勝3敗)のドウェイン・ケイシーHCとゴールデンステイト・ウォリアーズ(13勝2敗)のスティーブ・カーHCが選出された。
▼2017年12月ハイライト
Image by Erik Drost
参考記事:「NBA」